こんな方におすすめ
- 経理の仕事はつまらないの?
- 経理の仕事がつまらない原因は?
- 経理の仕事を面白くするにはどうすればいいの?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事で紹介する「経理がつまらない理由」をご参考にすれば、転職活動や実務に役立ちますよ!
なぜなら、経理の仕事柄、つまらないと思う人も少なくないかと。
実際に自分が働いたらどう感じるか?を考えておくことで、転職のミスマッチを防ぐことができますよ!。
東証プライム企業・経理4年目、税理士試験に合格した現役経理マンが紹介します。
記事前半では「経理がつまらない理由」について、
後半では「経理がつまらないときの解決策」について解説するので、
ぜひ参考にしてくださいね!
経理がつまらないと感じる理由3つ
経理がつまらない。。。
経理をやっている人であれば、業務中に『つまらない。。。』と感じることはあるのではないでしょうか。
ではその原因はなにか?
結論からいうと、以下の3つです。
- 単純なルーティンワーク
- インセンティブがない
- 地味な裏方仕事
それでは、この3つの理由を深堀していきますね。
【経理がつまらない理由①】単純なルーティンワーク
経理の特徴として、真っ先に挙げられるのが、ルーティンワーク。
どんな職種でもルーティンワークは存在しますが、ある程度変化に富んでいるのではないでしょうか。
ただ、経理の場合は、『日時』、『月次』、『年次』といったように、毎月、毎年やることはほとんど同じ。
なので、また同じ仕事かあ。。と新鮮さに欠けてしまします。
もちろん、自分の工夫次第では、ルーティンワークも楽しくすることが可能ですが、
基月次決算や四半期決算、年度決算など、同じ作業の繰り返しが基本です。
したがって、変化する状況にチャレンジしていきたい人にとっては、
つまらないと感じてしまうことも多く、そもそも経理に向いていない可能性が高いです。
逆に、チャレンジするよりも安定志向の人にとっては、ルーティンワークも悪いものではないかと。
経理の年間スケジュールについては、以下の記事をご参考にしてみて下さいね。
-
経理の年間スケジュールを詳しく解説!
【経理がつまらない理由②】インセンティブがない
次のつまらない理由は、「インセンティブがない」です。
みなさん、自分が仕事で頑張って成果を上げたら、給与や昇格などのフィードバックを受け取りたいと思いますよね。
経理の成果と言えば、
- 会計システムなどのシステムの導入
- IFRS会計基準の導入
- 節税対策
- 企業戦略上の投資成果
などが、挙げられます。
これらの成果を上げられたら、どこの会社でもやっていけるかと。
ただ、これらってかなりハードルが高いです。
なので、経理をはじめて最初の時は、ルーティンワークをこなしていくのがほとんど。
しかも、ミスしないことが前提になっているので、仕事を頑張っても『当たり前』の評価になってしまいます。
ゆえに、仕事に対する達成感や満足感が感じられず、つまらないと感じてしまうことも。
もっと若いうちからガツガツ実績と成果を上げたい方にとっては、物足りなさを感じてしまいます。
要するに、経理は大器晩成型なわけです。
インセンティブがないない代わりに『ノルマ』を気にする必要がないのは、経理のメリットになるかと。
これらをどうとらえるかは本人次第ですね。
目標設定で悩んでいる方は、以下の記事をご参考にしてみて下さい。
-
経理の目標設定のコツを具体的にご紹介!
【経理がつまらない理由③】地味な裏方仕事
経理はバックオフィスと言われるぐらいですから、裏方の仕事であることは納得していただけるかと。
もちろん、外出する機会はほとんどありませんし、顧客に会うこともありません。
ゆえに、
- 毎日、同じ人と顔を合わせて仕事をするのはつまらない
- いろんな人に会って仕事をしたい
方にとっては、つまらないと感じてしまうかと。
要するに、新鮮さや刺激を求める
外交的な人は『経理はつまらない』と感じてしまう可能性が高いです。
裏を返せば、いわゆる内向的な人にとっては天職ともいえます。
経理のつまらないを解決する方法
上記では、経理がつまらない理由を紹介してきました。
ここからは、『経理がつまらないなぁ。。』と感じたときの解決策を解説します。
結論からいうと以下の3つです。
- 自分で工夫できることをやる
- 仕事以外の趣味や副業に没頭する
- 転職活動をする
それでは、1つずつ内容を解説します!
【経理がつまらないときの解決策①】自分で工夫できることをやる
こちらの解決法は、経理で働き始めて、1~2年が経過した人におすすめです。
なぜなら、前述のとおり経理の仕事は基本ルーティンワークなので、1~2年もすると慣れるので、飽きてきます。
そんなときにおススメしたいのが、自分で工夫できることを実践することです。
なぜなら、2年ぐらい同じ作業を行えば、
- どこでミスしやすいか?
- 改善の余地はないか?
といった視点をもつ余裕が出てきますよね。
例えば、
- エクセルの数式が複雑だから、誰でもわかるシンプル数式に変更する
- この作業ファイルを作るのは無駄だから、作るのをやめる
など。
こうしたことを繰り返していくと、
自分で工夫したり、改善していくことが楽しくなります。
なにより、自ら工夫することで仕事をやらされてる感もなくなります。
ゆえに、ルーティンワークにも楽しく対応していくことができます。
最近、業務に余裕ができたなぁと思ったら、
ぜひ、『自分に工夫できることはないか?』といった視点で取り組むことをおススメします!
【経理がつまらないときの解決策②】仕事以外の趣味や副業に没頭する
とくに日本人の場合は、『人生=仕事』って価値観はまだまだ根深いですよね。
ただ、仕事に意義を見出そうとしてもつまらない。
そうなってしまうと、なかなかモチベーションを上げることもキツイです。
そんなときこそ、仕事は仕事と割り切って、プライベートの時間を充実させることをおススメします。
なぜなら、『仕事が終われば好きなことをできる』と思えれば、たとえつまらなくても乗り越えることはできるかと。
具体的になにをすればいいかというと、
- 英会話教室に通う
- 料理をはじめる
- 新しいスポーツを始める
- ブログをかく
- 読書をする
など、とにかく自分がやりたいことをやるのがおススメ。
ちなみに、上記の例は筆者が実践したことです。
なにより、経理は相対的にワークライフバランスがいいのが特徴。
『経理はつまらないなぁ。。』と思ったら、
経理で働いているメリットを生かして、仕事以外の時間を充実させるのがおススメです!
【経理がつまらないときの解決策③】転職活動をする
最後に解決策として提案したいのは、転職活動です。
なぜなら、転職活動をすることでいろんな刺激を受けることができるからです。
例えば、
- 自分が年収を上げるにはこのスキルが足りない
- 経理はつまらないけど、残業が職種よりはマシ
- 今の会社は思ったより悪くないかも
など。
他の会社の面接を受けたりすることで、自分の市場価値や仕事観などを改めて確認することができます。
もちろん、転職活動をするとなると、履歴書の準備や面接対策でなにかとめんどくさいです。
とはいえ、経理がつまらないと感じている自分に刺激を入れる意味でもやってみるのはおすすめです。
経理の面接対策については、以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
-
経理の面接って何が聞かれるの?
まとめ
以上、経理がつまらない理由と解決策を解説しました。
大切なことは、経理のつまらない理由にもメリットとデメリットがあること。
性格によっては、そもそも経理は合わない可能性もあるので、
自分の今までの経験と照らし合わせてみるのがいいかと。
『経理はつまらないなぁ。。。』と思ったら、ぜひ以下の3つを試してみてくださいね!
- 自分で工夫できることをやる
- 仕事以外の趣味や副業に没頭する
- 転職活動をする
みなさんの経理ライフの参考になれば幸いです。