こんな方におすすめ
- 簿記がわからくて困っている!
- 簿記がわからない時の対処法を知りたい!
- 仕訳が分からなくて悩んでいる!
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事で紹介する「簿記がわからない理由と対処法」をご参考にすれば、これからの勉強に役立ちますよ!
なぜなら、簿記の勉強では、分からない問題に必ず出くわします。そんなときの対処法を知っておくことはとても重要です。
簿記歴10年、税理士試験に合格した現役経理マンが紹介します。
記事前半では「簿記がわからない理由と対処法」について、
後半では「簿記がわからないを無くす方法」について解説するので、
ぜひ参考にしてくださいね!
簿記がわからない理由と対処法【3選】
簿記を勉強し始めると、わからない問題に必ず出くわしますよね。
そんな時に、
自分はなにがわからないのか?
自分はなぜわからないのか?
わからないを解決するためには、どうすればいいのか?
を理解しておくことは、とても重要です。
なぜなら、簿記の問題には、つながりがありますので、わからない部分を放置していると、勉強が行き詰ってしまします。
そうすると、勉強へのモチベーションが上がらず、挫折の原因にもなりかねません。
なので、
まずは、自分がわからない原因を把握する。
その次に、わからない原因への対処をしていきましょう。
ここからは、簿記がわからない理由と対策を3つご紹介します。
【簿記がわからない理由①】問題文に慣れていない
簿記の問題を解いていて、いまいち内容が理解できないってときありませんか?
その原因は、問題文に慣れていないからです。
正直、簿記の問題文ってただでさえ、分かりづらいです。これは、税理士試験に合格した私でも思います。
なので、まずは、問題の形式や言葉に慣れること。
つまり、敵を知る必要があります。
大切なことは、問題文がわかりづらくても、
「自分は簿記には向いていない」
「簿記は諦めたほうがいい」
と落ち込まないことです。問題文がわからないのは、慣れていないだけでみなさんの能力と一切関係ありません。
問題文に慣れるためには、とにかくたくさんの問題を解きましょう。
具体的には、テキストで考え方を一読したら、すぐに問題を解いてアウトプットしましょう。
問題の答えを暗記するぐらい解いていると、問題の型やパターンが見えてきますよ。
対策①
とにかく、問題を解きまくる。
答えを暗記できるようになれば、問題のパターンや傾向が分かってくる。
【簿記がわからない理由②】ゴールを意識していない
仕訳問題を解いていて、どうしても分からない問題に出くわすことも多いかと。
そんなときは、ゴールを意識して問題を解く必要があるかと。
簿記のゴールって財務諸表を完成させることですよね。
つまり、財務諸表から逆算して答えを出すことを意識してみましょう。
逆算思考の考え方は、数学でも必要な要素みたいです。
数学の苦手な方に一番足りない視点です。手元でやれることをやって解けるのなら、数学の問題を解くことに論理性は必要ありません。何を求めるのかというゴールから逆算していくことで、はじめの一歩として何をすべきかが見えることがあります。
引用先 : 問題を解くための思考と技能 (大学受験ハッカー)
大切なことは、問題をいろんな角度から解いてみることかと。
【簿記がわからない理由③】頭の中で解決しようとしている
簿記の問題がわからずに、悩んでしまうことありますよね。
結論、問題で悩んだときは、とにかく手をうごかしましょう。
なぜなら、簿記の問題を解くには、複数の情報が必要だからです。
たとえば、経過勘定(未収、未払、前払・前受)の問題を解くの時は、
いつから取引が始まったか?
決算期はいつか?
など、複数の情報が必要になりますよね。
これらを頭の中だけで考えると、混乱しますので、
とにかく問題文の情報を自分がわかりやすい形に整理しましょう。
もちろん、
「紙に書き出して、整理するのが面倒くさい」
「自分は頭の中だけで整理できる」
と思うかもしれませんが、そのうち慣れてきますので、ぜひ手を動かすクセをつかましょう。
簿記がわからないを無くす方法
上記では、簿記がわからない理由を解説してきましたが、
極力、簿記がわからない状態を無くすには、どうすればいいの?
って気になりますよね。
結論、わからない箇所を誰かに聞ける環境を作ることです。
なぜなら、わからない箇所を解決できないと以下のデメリットが発生します。
わからない箇所に苦手意識をもってしまう
効率的に勉強を進めることができない
勉強のモチベーションが下がる
いずれも勉強の挫折につながるので、環境づくりはとても大切です。
では、誰かに聞ける環境をどうやって作るか?って思いますよね。
方法としては、いくつかあると思います。
・簿記に詳しい人と仲良くなる
・簿記講座に通う
・Yahoo知恵袋などに疑問点を投稿する
①簿記に詳しい人と仲良くなる
簿記のわからないを無くす最初の方法は、簿記に詳しい人と仲良くなることです。
なぜなら、簿記に詳しい人であれば、つまづきやすい論点を経験から知っていますので、喜んで教えてくれますよ。
でも、どうやったら、簿記に詳しい人に出会えるの?って思いますよね。
例えば、
学生であれば、
大学の簿記の授業を受講する
高校で商業科出身の人を探す
税理士、公認会計士を目指している人を探す
など、とにかく簿記に関連する人を探してみましょう。
僕の場合は、公認会計士を目指している友達に、わからない箇所を質問しまくりました。
また社会人であれば
勉強のコミュニティに参加する
SNSで簿記に詳しい人と知り合う
など、そのほかにも以下のような朝活サイトを利用して、意識の高い人達と交流するのもありかと
仲間から刺激を受け常識が変わります。
そして朝活する仲間の大切さに気付きます。
全員が自分のペースで朝活できる場所 ”Initiative"
朝活を通して最高の一日を積み上げましょう。引用先 : Initiativeは「朝活コミュニティ」
②簿記講座に通う
簿記を効率的に勉強するのであれば、間違いなく簿記講座に通うことがおススメです。
なぜなら、分からない箇所を講師に聞くことができます。
例えば、その日の授業で分からない箇所を、授業の終わりに質問できるので、すぐに解決できます。
講師には気を遣わずに、分からない箇所は聞きまくりましょう。
私も「資格の大原」に通って、簿記2級を取得しました。
試験に合格するには、分からない箇所を聞きまくることは必須です。
最近では、オンライン授業も流行っているかと思います。
オンライン授業でも、気軽に質問できるか?を事前に確認するのがおススメです。
③Yahoo知恵袋に疑問点を投稿する
「コミュニティに参加するのは苦手」
「なるべく費用を抑えて簿記に合格したい」
そんな方もいらっしゃるかと。
その場合は、Yahoo知恵袋を活用しましょう。
なぜなら、Yahoo知恵袋であれば無料で利用できますし、利用者が多いので、いろんな方から回答をもらえるかと。
もちろん、Yahoo知恵袋に限らず、オンライン上で質問ができる環境があれば、使ってみるのもありかと。
Yahoo知恵袋には、具体的に以下の質問が投稿されていますよ。
「簿記二級でわからないところがあります。 会計期間×5年4月1日~×6年3月31日 保険料のうち¥133,200は×5年6月1日に向こう3年分を支払ったものである。 これの仕訳と、その解き方が分かりません。 出来るだけ細かい説明が欲しいです。」
引用先 : Yahoo知恵袋
質問を投稿する際のポイントとして、
分からない点を明確にする
写真などを利用して、回答しやく工夫する
などがあげられるかと。
もし、Yahoo知恵袋の利用したことがない方は、以下のサイトで説明していますよ。
Yahoo!知恵袋で「質問」を投稿する手順と解決するまでの流れを説明します。
リンク先 : 質問するには(Yahoo知恵袋ヘルプ)
まとめ
以上、簿記がわからない理由と解決策を解説しました。
わからないを無くするために、とにかく大切なことは、周りに質問ができる環境づくりです。
周りに質問できる環境があれば、
- 一旦わからない問題を後回しにして、後で聞けばいいと割り切れる。
- 分からない問題でも、いずれ解決できるという心の余裕ができる。
など、勉強効率が格段にあがります。
ぜひ、みなさんも、簿記の勉強を始める前に環境づくりを意識してみて下さい。