こんな方におすすめ
- 経理に転職したいけど、経理のあるあるを事前に知りたい!
- 経理でよくあることを共有したい!
- 経理だけど、こんなことあるよね?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事で紹介する「経理あるある」をご参考にすれば、皆さんの経理ライフの参考になるかと!
なぜなら、経理歴3年の僕の実体験を赤裸々に紹介します。
経理あるあるを①日常編②監査関係編③税金関係編に分けて、
実体験に基づいて解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
経理あるある【9選】
組織にはいろんな部署があると思いますが、経理って何をやってるのか分かりづらいですよね。
なぜなら、経理は会社や個人の大事な情報(お金)を扱っていますので、シークレットな存在にならざるおえません。
そこで、
「経理に転職したいけど、経理のリアルを知りたい」
「経理のあるあるを共有したい」
って思ってる方の悩みを解決したいと思います。
ちなみに、私の経理歴は3年で、
税金計算
単体・連結決算
固定資産管理
などの業務を行ってきました。
業務内容が違う方も、今後の参考としてみて下さい。
経理あるある【日常編】
ここでは、日常業務で感じる経理あるあるをご紹介します。
1. 座る時間が長すぎて、散歩の時間が必要
経理はどうしても座る時間が長くなりがち。
なぜなら、PC仕事、書類整理、無駄に長い会議など、座って行う仕事がほとんどです。
もちろん、会社から出ることはほんとどなく、あるとすれば
株主総会
外部セミナーの参加
くらいでしょうか。
そんなこんなで、ずっと座ってるわけですが、長時間座ることが健康に悪いのは事実ですし、生産性も下がりますよね。
以下の記事を読むと、他人事とは思えなくなります。
座りすぎの死亡リスクは最大40%増——日本人は世界一座りすぎている
引用先 : Business Insider Japan
つまり、座りすぎは良くないので、散歩の時間は貴重なんです。
解決策
作業を50分したら、トイレ休憩する
お昼は、散歩する
長時間の会議には、参加しないように理由をみつける
2. 期限を守らない他部署にイライラ
経理は黙々と仕事をしているっと、思わりがちですが、他部署との連携が欠かせません。
なぜなら、決算数値を作成するには他部署から情報を貰わなければなりません。
例えば、
売上=営業 仕入=購買、固定資産=製造部門、経費精算=各従業員
などなど。
中でも、経費精算を期限までに提出しない方、添付書類漏れにはイライラしてしまします。
解決策
上司に相談して、該当社員の部門長を含めて注意を促すといったことを地道に積み重ねる
3. エクセルがフリーズした時の絶望感
資料の作成、数値作成など、経理はエクセルを毎日使います。
そんな時によくおこることが、
保存を忘れる
エクセルがフリーズする
です。
特に、エクセルが1回フリーズすると、他のエクセルファイルを使えなくなりますし、
いつ復旧するかが、分からず絶望感を味わいます。
解決策
重いファイルを開かない、作らない
同時に開くのは2ファイルまで
慣れてない方がやりがちなのが、複数ファイルを開いてマルチタスクをしてしまうことなので、
作業は一つずつ終わらせていくことを心がけましょう。
マルチタスクの弊害は以下の通りです。
マルチタスクとは、複数の作業を同時に行うことだと考えられています。一見すると効率がよさそうですが、実は効率が悪いうえ、あなたの脳に悪影響を及ぼす可能性があるのです
経理あるある【監査編】
つづいて、監査関係に関するあるあるをみていきます。
上場企業であれば、毎四半期ごとに監査法人の監査を受ける必要があります。
そんな、経理にとって嫌な存在でもある、監査法人関係のあるあるを紹介します。
4. 監査法人が来社するとテンション下がる
結論は、監査法人が来るとやることが増えるので、テンションが下がる。
どんな、タスクが増えるかというと
昼食の手配タクシーの手配監査法人が帰る前帰れない
などなど。
彼らも仕事で来ているので、申し訳ないのですが、
会議室で黙々と作業する。 ➡ 自分の事務所でできる
打ち合わせをする ➡ WEBでできる
ので、
わざわざ来る必要ないんじゃない?って思ってしまうことも。
解決策
リモート監査を提案する
5. 会計基準の日本語が分かりづらすぎる
私は一応、税理士試験に合格したこともあり、税法を読んだり、理解することには慣れているのですが、
それにしても会計基準は分かりづらいという印象。
しかも、会計基準を理解しようと、参考書を読んでみるのですが、監査法人出身の人が書いた本なので、結局分かりづらいという。
解決策
基準を理解できなくても落ち込まずに、実務で経験して慣れていく
監査法人に間違えを指摘されたら、上司に報告して素直に訂正する
6. JSOX対応がつらい
そもそもJSOXって何?って思われる方も多いかと。私も経理で働く前は知りませんでした。
要は、不正が発生しないような仕組みができているかを確認することみたい。
そして、内部監査かJSOXを取りまとめてる部所とやり取りをするのですが、その対応がつらいです。
つらい理由を以下にまとめました。
一度ファイリングした資料を探して、また提出する。
細かいことを聞いてくる
担当者が会計知識に疎いので、同じ質問を何度もしてくる。
解決策
親切に接することで、困ったときには助けてもらう
ファイリングする前に、提出資料をコピーしておく
JSOXについて知りたい方は以下をご参考にしてみては。
J-SOX法とは財務報告にかかる内部統制報告制度を指し、2006年に成立、2008年より適用開始しました。
なお「J-SOX法」という名称は、2002年にアメリカで成立した「SOX法」にちなみ、「日本版SOX法」という意味合いで呼ばれるようになった俗称で、正式名称ではありません。
経理あるある【税金編】
最後に税金編をご紹介します。
当局とやり取りする点やお金がダイレクトに関わる点で、プレッシャーがかかることも多いかと。
それでは見ていきましょう。
7. 税務署・国税から電話が来ると焦る
やっぱり当局から電話が来ると焦ります。
なぜなら、以下のことが頭にうかぶからです。
税務調査
重要な書類の提出漏れ
電話がかかってくることは、多くはありませんが、あるあるの一つと言えるでしょう。
解決策
電話がきても、何でも答えられるような存在を目指す
8. 税務署・国税とメールのやり取りができない不便さ
セキュリティの関係上、メールが使えないのはしょうがないですが、やっぱり不便ですよね。
なぜなら、資料提出の時に、いちいち郵送で提出したり、FAXで送るのが面倒くさいからです。
FAXも一回テスト送信が必要なので、めんどくさいの極みでした。
解決策
必要な資料は何かを理解し、資料をまとめて提出すること
9. 消費税の中間申告の回数のわずらわしさ
そもそも税金って、いろんな種類があって、その支払管理するだけでも大変ですよね。
パッと浮かぶものでも
法人税事業税消費税固定資産税などなど。
法人税、事業税、県民税、住民税は年1回、中間申告があるのですが、
消費税の中間申告だけパターンが3つあります。
なぜなら、消費税は前年の実績に応じて、中間申告の回数が変わってくるんです。
中でも年11回がめっちゃめんどくさいです。毎月しなくちゃいけないので、単純にタスクが増えるだけかと。
なので、消費税の中間申告の回数には、注意しておきましょう。
解決策
消費税の中間申告の仕組みを理解する
理解できていない方は、以下のサイトで勉強できます。
まとめ
以上、経理あるあるとその対策をご紹介しました。
あくまで、私が担当している業務の中で感じたあるあるになりますので、他にもいろいろあると思います。
大切なことは、経理ではめんどくさいこともあるけど、それ以上に経理で働くメリットもいろいろあるかと。
みなさんの経理ライフに役立てば幸いです。