こんな方におすすめ
- 経理って英語力が必要なの?
- 経理はどんなときに、英語力が必要になる?
- 経理マンが英語力を上げるには、どうすればいい?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事で紹介する「経理に英語力は必要?」をご参考にすれば、
経理でキャリアを築きたい人、経理で働いている人にも役立ちますよ!
なぜなら、経理で英語力を身につければ大きくキャリアの幅が広がるからです。
プライム企業の経理4年目、税理士試験に合格した現役経理マンが紹介します。

記事前半では「経理に英語力は必要?」について、
後半では「経理マンが英語力をアップする方法」について解説するので、
ぜひ参考にしてくださいね!
なぜ経理に英語力は必要なの?

そもそも経理には英語力が必要なの?
と疑問に思われる方もいるかと。
結論からいうと、経理の英語力の需要は高まってきています。
なぜなら、日本は超少子高齢化の時代。
大企業にかかわらず、中小企業でも海外進出が当たり前になってきています。
したがって、海外に進出すれば、経理の業務にも影響があります。
具体的には、
- 海外取引に関する仕訳が増える
- 海外取引のエビデンスが英語
- 海外子会社を管理するために、現地スタッフと英語で連携する
などなど。
日本企業の海外進出は、経理の英語力にとって、対岸の火事ではないわけです。

じゃあ、どこの会社の経理も英語がペラペラなの?
安心してください。
そんなことは、ありません。
英語を使用しなくてもできる業務はたくさんあります。
たとえ、英語のメールのやり取りが発生しても、今の時代、グーグル翻訳を駆使すれば、なんとなくやっていけます。
とはいえ、経理としての希少価値を上げるであれば、英語力はマスト。
なぜなら、『会計知識×英語力』がある人は、限られています。
例えば、
- 会計にめっちゃ詳しいけど、英語に苦手意識がある。
- 英語ペラペラだけど、会計はよくわからない
など。の方が多いので、
会計の専門性と英語力があれば、市場価値が高くなるのもうなずけますよね。
そもそも経理の英語力ってなに?

英語力って、どこか抽象的で分かりづらい。
ということで、まずは、英語力の定義を確認しておきましょう。
英語の能力って、聞くとTOEICのスコアを思い浮かべる方が大半かと。
私もそうでした。TOEICでハイスコアをとれば英語力を手にできる。
しかし、実際にTOEIC で735点を取っても、英語がペラペラになるわけでもなく。。。
つまり、試験で点数をとる能力と、実際に実務で使いこなせる能力は別なわけです。
整理すると、
- TOEIC=試験で点数を取れる能力
- 実務で使いこなせる能力
の2点を分けて考えておきましょう。

では、TOEICは意味ないの?
もちろん、TOEICが意味ないわけではありません。
「海外の大学出身!」などのハイスペックでない限り、
書類選考や面接では、TOEICのスコアが英語力の証になります。
具体的には、
- 600点以上あれば、日系のグローバル企業
- 730点以上あれば、外資系企業
の選考に通りやすくなります。
僕自身、TOEICで735点をとる前と後の転職活動をしましたが、
結果的には、転職エージェントから紹介される求人の幅が格段に広がりましたよ。
注意したい点は、入社後のミスマッチ。
なぜなら、企業は英語力=実務で使いこなせると認識しているので、
- スピーキングが全くできないのに、英語の電話ミーティングでの発言が必須
- 社内資料が全て英語
など。英語が使いこなせないと仕事にならないと入社後に気づくこと。
もちろん、慣れればやっていけるかもしれません。
とはいえ、覚悟を持っておいたもうがいいでしょう。
経理マンが英語力をアップするには?

経理には英語力が必要だし、英語力がなにを言っているのかも分かった。
だけど、なにから始めればいい?
結論からいうと、やっぱりTOEICがおすすめ。
なぜなら、自分の能力を数値でフィードバックできるから。
みなさんも、英語を勉強する!と決めて勉強をはじめてみても、
- 自分は本当に英語能力が上がっているの?
- このまま続けてて意味ある?
と思って、挫折をしてしまった経験はあるかと思います。
私も、一時期、「英語を勉強する!」と思ってはじめてみましたが、単語帳を暗記するのに挫折してしまいました。
当時は、目標がなく、漠然と暗記していたのが挫折の原因かと。
この点、TOEIC勉強であれば、毎月1回試験を受けられ、自分の能力を知ることができます。
したがって、「次の試験までに、何点を目指す!」などのモチベーションにもなります。
また、TOEICは勉強すれば、点数が伸びやすい試験なので、自分の成長を実感できます。
ゆえに、「自分はやればできる!」といった自信も湧いてきます。
さらにさらに、転職でも評価されるので、その点もブラス要素ですね。
まとめますと、
英語力を上げたい方に、TOEICをおすすめする理由は、
- 能力を数値化できるから、挫折しづらい
- 自分の成長を実感できる
- ハイスコアになればなるほど、転職で有利
の3点です。

TOEICがおすすめなのは分かった!
でもTOEIC勉強するには、なにから始めればいい?
英語学習に苦手意識があると、TOEICに目標を絞っても、なにからやればいいのか、さっぱりですよね。
安心して下さい。私もそうでした。
結論からいうと、TOEICスコアアップのパーソナルトレーニングを使うのが、おすすめ。

でも、料金が高そう。。
結論からいうと、高いです。
2ヶ月〜3ヶ月の期間で、金額は40万〜50万が相場。
でも、金額を超えるメリットはたくさんあります。
私も実際に体験しましたが、以下のメリットが。
- 3ヶ月でTOEICスコアが450→735点にアップで、転職の際の求人幅が増えた
- 英語学習の体系が理解できた
- レッスンが終わった後でも、自主学習が続いている
もし、パーソナルレッスンを受けていなければ、TOEICスコアを上げるコツがわからず、挫折していたかもしれません。
とくに、英語は若いうちに習得すればするほど、その後の活動で活かせる幅が変わってきますので、ぜひトライして見ることをおすすめします。
私がTOEICのパーソナルトレーニングを体験して、TOEICスコアを450➡735点にアップした記事も参考にしてみて下さい。
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でる1000でTOEICスコアアップする方法!
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オーバーラッピングの具体的な方法をご紹介!
まとめ
以上、経理の英語力について解説しました。
まとめますと、
経理にとって英語力の需要は高くなってきています。
理由は、大企業に限らず、中小企業も海外進出に積極的だから。
海外進出すれば、英語が絡む仕訳や子会社管理が必須です。
また、英語力と一言にいっても、
- 試験で評価される英語力
- 実務で使いこなせる英語力
は違うと認識しておきましょう。
これを認識しておかないと、入社後のミスマッチの原因にも。
とはいえ、英語力がない人が、英語力を身につけるにはTOEIC勉強がおススメ。
パーソナルトレーニングを利用すれば、効率よくスコアアップにつながります。
みなさんの経理の転職活動や経理ライフの参考になれば、幸いです。