こんな方におすすめ
- 経理に就職するには、どんな勉強が必要?
- 経理でステップアップするにはどんな勉強をすればいい?
- どうやって勉強をすればいい??
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事で紹介する「勉強方法」をご参考にすれば、これからの勉強に役立ちますよ!
なぜなら、実際にボクもこの方法で必要な知識を勉強してきたからです。
記事前半では、何を勉強すればいいのか?について、
後半ではオンライン講座と教室講座のメリット・デメリットを解説するので、
ぜひ参考にしてくださいね!
経理は何を勉強すればいい?
「経理に転職したいけど、何を勉強すればいい?」
「スキルアップしたいけど、何を勉強すればいい?」
そんなお悩みをタイプ別に分けて紹介します。
未経験者
結論、未経験者は「簿記3級」と「エクセル」を勉強すべし。
なぜなら、未経験者が実務で使うのはこの2つです。具体的に見てきましょう
簿記
最初のころは、毎日仕訳を入力することになると思いますが、借方/貸方を理解していないと、何をやってるか理解できません。
「資格を取るべし!」とは言いませんが、簿記3級レベルを勉強しておくと、実務にすぐに慣れることができますよ。
エクセル
経理の仕事はデータを加工することがほとんど。
会計ソフトからデータを出力したり入力したりすることにエクセルを使います。
ワード、パワポはあまり使う機会が少ないので、エクセルスキルを優先的に身につけましょう。
でも 、Excel スキルって何を学ぶの?って疑問に思われる方は、以下の3つの関数とショートカットを極めれば問題ありません。
覚えるべき関数
SUM関数
VLOOKUP関数
SUMIF関数
また以下の記事で経理のエクセについて紹介してますのでご参考にしてみてください
-
経理に本当に必要な関数3選!
ショートカットについては以下のサイトがおすすめ。
経理歴1年~3年目
1~3年目でキャリアアップのために、オススメするのは「簿記2級」と 「TOEIC」 です。
なぜなら、経理としてキャリアアップするのに会計の知識は、簿記2級で十分です。
もちろん、1級を取得した方がいいに越したことはありませんが、費用対効果が大きいのは簿記2級です。
なぜTOEICをおすすめコスメするかというと、会計と英語のどちらもできる人材は少ないんですよね。
したがって、みなさんの市場価値を高めるかと。
グローバル展開してる企業などに転職すれば以下の業務に携われます。
メモ
- 海外子会社の管理
- 国際税務(移転価格)
- IFRSの導入
おススメの勉強方法は?
取り組むスキルが分かったけど、どんな方法で勉強すればいいのか気になりますよね。
結論、講座を受けることをおすすめします。
なぜなら、僕がおすすめした「簿記」と「TOEICスキル」は短期間で集中的に取り組むことでスキルが身に付きます。
つまり、効率的にスキルを身につけたいと思ったら、講座を受けることをおすすめします。
「オンライン講座」、「教室講座」のどちらがいいのかメリット・デメリットを紹介します。
オンライン講座
わたしは、資格の大原で「消費税」と「事業税」を受講しました。
結果的に合格することができましたが、私が感じたメリット・デメリットを紹介します。
メリット
- 自分の好きなタイミング、好きな場所で受講できる
- 分からない箇所を繰返し確認できる
- 教室まで通う時間を短縮できる
自分の好きなタイミング、好きな場所で受講できる
自分のスケジュールを柔軟に調整できるので、急な予定が入っても続けることができました。
分からない箇所を繰返し確認できる
授業の内容を一回で理解するってなかなか難しいですよね。
オンライン講座であれば分からない箇所を繰返し視聴できたので、理解に役立ちました。
教室まで通う時間を短縮できる
忙しい現代人にとって時間は命ですよね。
授業を受けるために、わざわざ教室まで通わずに済んだことは、時間の節約に繋がりました。
デメリット
- サボりがちになる
- 分からない箇所を聞くのに時間がかかる
- モチベーション維持するのが辛い
サボりがちになる
オンライン視聴だと、「後で見ればいいや」って感じで先延ばしにしてしまうかこともあるかと。
私も先延ばしにしたせいで、後々大量の動画を消化することになり、学習のリズムが崩れてしまうこともありました。
分からない箇所を聞くのに時間がかかる
教室講座だと不明点を直接教師の方に聞けますが、オンライン講座だと分からない箇所をタイムリーに相談することができません。
分からない点はすぐに解決したい方には、ちょっと不便かと。
モチベーション維持するのが辛い
勉強を続けるモチベーションって難しいですよね。教室講座だと周りに他の受講生もいるので、良い刺激を受けることができます。
オンライン講座だと一人で受けることになりますので、孤独と感じてしまい、挫折につながるリスクもあるかと。
オンライン講座が向いてる人
- ある程度知識があって、自走して学習できる人
- 受講場所までの時間を節約したい人
- 一人勉強することに慣れている人
教室講座
私は、資格の大原で「簿記3級」「簿記2級」「法人税」を教室講座で受講しました。
こちらもオンライン講座と同様、感じたメリット・デメリットをお伝えします。
メリット
- 決まった時間に受講することで、勉強を習慣化しやすい
- 分からない箇所を、タイムリーに聞ける
- 周りに授業を受ける受講生がいるので、モチベーションを保ちやすい
決まった時間に受講することで、勉強を習慣化しやすい
勉強を継続するのに絶対的に大切なことは、「習慣化」すること!
勉強に慣れていなくて、習慣化に不安を感じる方には重要なメリットかと。
分からない箇所を、タイムリーに聞ける
自分で回答を確認しても、どうしても分からない問題ってありますよね。
分からなくてモヤモヤするのが嫌だ!って方には、教室講座がおススメです。
周りに授業を受ける受講生がいるので、モチベーションを保ちやすい
勉強に不安がある方にとって、モチベーションを継続するのは大変ですよね。
しかも、簿記の勉強って慣れるまでが大変で、挫折しやすいかと。
そんな方には、同じ悩みや目標を持った受講者と接する機会がある教室講座がおすすめ。切磋琢磨できる仲間がいることは重要なメリットです。
デメリット
- 受講者同士で仲良くなってしまい、授業に集中できない
- 教室に通う労力がもったいない
- 料金がオンライン講座に比べて高い
受講者同士で仲良くなってしまい授業に集中できない
受講者同士で仲良くなってしまし、勉強に集中できなくなることもあるかと。
例えば、休憩中に復習をしようと思っても喫煙所に誘われたり。。
勉強仲間を作ることはいいことですが、勉強に支障が出ると元も子もありません。
なので、そういった人間関係が面倒くさい人にとってデメリットになります。
教室に通う労力がもったいない
わざわざ教室に通う移動時間は、認識しておいた方がいいでしょう。
特に受講場所が離れている人には、おすすめできません。
料金がオンライン講座に比べて高い
オンライン講座より料金が高くなります。
なぜなら、教室講座の方が直接相談できる点からも、サービスとしての充実度が高いかと。
逆に言うと、教室講座を受けるからには、講師を使いまくることが必要かと思います。
教室講座が向いてる人
- 初めて資格受験を受ける方
- 分からない会社はすぐに確認したい方
- 合格するために一緒に勉強する仲間が欲しい方
他にどんな勉強がおすすめ
上記では、簿記とTOEICをおススメしましたが、他にどんな勉強があるのか気になる方もいるかと思います。
ここでは、その他のおススメな勉強を紹介します。
USCPA
わたしが勤めている会社は、海外子会社が複数社あるのですが、
転職組や外部のコンサルの方で USCPA の資格を持った人が多くいます。
前提として、英語力がある程度必要ですので、英語が得意な方にはおススメです。
簿記一級
簿記2級に受かったけど、更に理解を深めたい方におススメです。
2級に比べると勉強時間が必要になりますが、経理人材として一歩リードできる存在になるかと。
税理士
税理士だと会計事務所をイメージする方も多いと思います。
しかし、一般企業の中で税理士科目合格している方も数多くいますし、私もその中の一人です。
一般企業で税金の計算をできることは価値が高いですし、税効果会計など難易度が高い仕事に携わりたい方にはおススメです。
まとめ
以上、経理に関する勉強について解説しました。
繰り返しますと、
経理未経験者には、「簿記3級」と「エクセル」を学ぶことがおすすめ。
1~3年目の方には、「簿記2級」と「TOEIC」をおススメします。
また、勉強方法としては、講座を受講することが一番効率よく勉強できる方法になります。
そして、教室講座かオンライン講座はご自身にあった方をお選びください。
オンライン講座が向いている人
- ある程度知識があって、自走して学習できる人
- 受講場所までの時間を節約したい人
- 一人勉強することに慣れている人
教室講座が向いている人
- 初めて資格受験を受ける方
- 分からない会社はすぐに確認したい方
- 合格するために一緒に勉強する仲間が欲しい方
この記事が皆さんのご参考になれば幸いです。