こんな方におすすめ
- TOEICのPart5の点数を上げたいけど、でる1000問ってどうなの?
- でる1000問の具体的な使い方を知りたい!
- でる1000問を最後まで続けるコツを知りたい!
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事で紹介する「でる1000問の具体的な使い方」をご参考にすれば、TOEICのスコアアップに役立ちますよ!
なぜなら、この使い方で、TOEICのスコアが3ヵ月で【445点⇒735点】にアップしました。
Part5のスコアでいうと、【21~23点】と安定して7割取れるようになりました。
ちなみに、でる1000問を使い始める前のPart5のスコアは【12点】です。
TOEIC勉強3ヵ月でスコアが300点アップした筆者がご紹介します。
記事前半では「でる1000問の概要と特徴」について、
後半では「でる1000問の具体的な使い方」について解説するので、
ぜひ参考にしてくださいね!
でる1000問の概要と特徴
そもそもでる1000問とは?をご紹介します。
まず、なぜこの問題集を使用するかというと、結論、TOEICのPart5対策です。
じゃあどんなレベルの人におすすめかというと、現在のスコアが400以上の方でしょうか。
文法に苦手意識がある方は、使用する前に参考書に目を通しておくと、より効率的かと思います。
でる1000問の概要と特徴をいうと以下の感じです。
【でる1000問の概要】
- 筆者 = TEX加藤(990点 満点講師)
- 価格 = 2,300円(税別)
- ページ数 = 511ページ
【でる1000問の特徴】
- 圧倒的な質と量 ⇒ 1049問が収録
- 論理的でわかりやすい ⇒ 選択肢の選び方を論理的に解説
- 使いやすい ⇒ 左ページに問題、右ページに解説があり見やすい
本の構成は、以下のように各問題別に分かれています。
- 品詞問題 334題
- 動詞問題 102題
- 前置詞 ・接続詞問題 67題
- 代名詞問題 37題
- 前置詞問題 56題
- 関係詞問題 16題
- ペア表現・語法・数・比較問題 47題
そのほかに、
- 「文法模試」が13セット 390題
- 別冊の1000問ノック
を収録しています。実に解きがいがありますよね。
その中でも、圧倒的に品詞問題が多いですよ。
なぜなら、Part5の出題数の半分以上が、語彙問題と品詞問題になります。
つまり、Part5を攻略するには、単語と品詞を重点的にレベルアップする必要がありますね。
筆者のTEX加藤さんについて、詳しく知りたい方は、以下のインタビューがおススメですよ。
サラリーマン経験を経て、TOEIC専門講師として講義、執筆などの分野で活躍中のTEX加藤氏。自らを「TOEICオタク」と称する氏は、TOEICテストについて、「勉強すれば、確実に点数をアップさせることができる」と断言します。TOEICテストで13回連続990点(満点)継続中(2012年7月現在)の氏に、最近のTOEICテストの傾向やモチベーションの保ち方、効果的な勉強法について伺いました。
引用先 : プロに聞くTOEIC勉強法(マイナビニュース)
でる1000問の具体的な使い方
簡単にでる1000問の概要と特徴を解説しましたが、具体的な使い方に入る前に
TOEICのPart5の特徴をおさらいしておきましょう。
①TOEICのPart5の特徴
まず、TOEICのリーディングテストは75分で100問解かなければならず、
したがって、悩む時間がほとんどありません。
主な時間配分は、以下のイメージです。
ご覧のとおり、Part5に使うことができる時間は10分しかありません。
正直、私は今でもPart5を10分で解き終わったことがありません。
大切なことは、Part5を反射的に回答できるようにする訓練が必要になるかと。
②でる1000問の具体的な解き方
本番を見据えて、時間を意識して解く
それでは、でる1000問の具体的な使い方を紹介します。
上記でも解説したとおり、Part5は時間との戦いになります。
そのためには、いかに意味を取らずに正解できるかが、大切になります。
例えば、品詞問題であれば、選択肢に、「形容詞」・「名詞」・「動詞」・「副詞」などが並んでいて
文法を理解しているかが問われています。
その時に、見る順番として、
【選択肢 ➡ 空欄前後 ➡ 解答】 の順で問題を解きましょう。
なぜなら、品詞の問題は前後を見れば解くことができます。
つまり、文を全て読む必要がなく、時間短縮に繋がります。
本番を見据えて、時間短縮を意識する。
それが、でる1000問を解くうえで大切なことになります。
でる1000問を解くときのスケジュール
全部で、1049問もあるので、いきなり全てを解くことは現実的ではありません。
なので、毎日一定のペースで解いていくことがおススメです。
ルーティンとして、以下の4つを意識しましょう。
- 30問を1セットとして解く ※間違えた問題には、チェックする!
- 答え合わせと復習
- 前日間違えた箇所の復習
- 間違えた問題を集めて解く
まずは、30問を1セットとして解くことです。
なぜなら、本番も30問だからです。時間も合わせてはかりましょう。
最初から10分以内で解くのは不可能なので、12分~14分ぐらいを目安にといていきましょう。
絶対にやってほしいことは、間違えた問題にチェックすることです。
間違えた問題は、自分の弱点ですので、何回も解きなおす必要があります。
こんな感じです。左上にチェック箇所があるので、必ずチェックしましょう。
1セットが終わったら、答えあわせと復習です。
問いたときのプロセスに戻って、間違えたところを解説をみながらチェックしましょう。
次の日は、1セットを解く前に、前日間違えたところの解説の復習を読みましょう。
ある程度、間違えた問題がたまったら、間違えた問題を集めて解き直しましょう。
この時も1セット30問で、時間を計ってとくことがおススメです。
スケジュール表にすると以下のイメージですかね。
もちろん、1セット以上解ける場合は、どんどん解いていきましょう。
でる1000問を続けるコツ
具体的な解き方をご紹介しましたが、
「1049問って、数が多くて解きれるか不安」
「途中で挫折しそう」
と思う方もいるかと思います。私も別冊の1000本ノックを解き終わるまでに、2か月かかりました。
しかし、そのおかげで、Part5のスコアを21~23点と安定して7割取れるようになりました。
ちなみに、でる1000を使い始める前のPart5のスコアは12点でした。
なので、これから紹介する続けるコツをご参考にしてみて下さい。
1日に1回は必ず、でる1000問に触れる
学生であれば、学校の授業、
社会人であれば、仕事があったりと、なかなかまとまった時間をでる1000問に使うことが難しいかと。
しかし、1日1回はでる1000問に触れることを意識しましょう。
なぜなら、でる1000問に触れていない日が続くと
習慣が途切れてしまった罪悪感
違う問題集に切り替えたい欲求
など、続かない原因となる思考が浮かんできてしまします。
なので、前日の解説の復習だけでも構いませんので、必ずでる1000に1日1回触れることをおススメします。
時間内に終わらなくても、解ききる
TOEICスコアが400点台の方は、とくに12分~14分以内の時間内に解きおわらないことも多いかと。
そんなときでも、最後まで解ききってから、解答を確認しましょう。
でる1000問を解き終わったあとでも、Part5を時間内に解き終わることは、キツイので、
時間内に解くことは、あくまで目標にとどめておいて、あまり執着する必要はないかと。
焦って解いて、取れる問題を落としてしまったら元も子もありませんよね。
参考書は読まないで、解説で理解する
最後のでる1000問を続けるコツは、「参考書は読まない」です。
解いた問題が間違ってしまい、解説を読んでもしっくりこないときってあるかと思います。
そんなときでも、参考書は読まないことをおすすめします。
なぜなら、参考書を読み始めると、
- どこに書いてあるのか?
- ほかに間違えた要因はあるのか?
など、とにかく納得するまでに時間がかかります。
もちろん、自分が間違えた問題の原因をとことん突き止めることはいいことですが、
でる1000問を習慣化するという意味では、でる1000問の解説を見て、とりあえず納得することが効果的です。
問題をといていくにつれて、納得することもありますので、
まずは、参考書に頼らず、でる1000問を解き続けましょう。
まとめ
以上、でる1000問の概要や具体的な使い方、続けるコツをご紹介しました。
大切なことを繰り返しますと、でる1000問の具体的な使い方として
まずは、TOEICのPart5の特徴を理解しましょう。
その後に、時間を意識しつつ、以下のルーティンを続けましょう。
- 30問を1セットとして解く ※間違えた問題には、チェックする!
- 答え合わせと復習
- 前日間違えた箇所の復習
- 間違えた問題を集めて解く
最後に、でる1000問を続けるコツとして、以下をご参考にしてみて下さい。
- 1日に一回は必ず、でる1000問に触れる
- 時間内に終わらなくても、解ききる
- 時間内に終わらなくても、解ききる
TOEICのPart5のスコアアップにお悩みのみなさんのご参考になれば幸いです。