こんな方におすすめ
- 自分の経理のイメージって合ってるの?
- みんなが教えてくれない経理のリアルを知りたい!
- 経理担当者になったら気をつけることは?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事で紹介する「経理担当者にチャレンジする人が知っておきたいこと3選」をご参考にすれば、
みなさんのこれからの経理ライフに役立ちますよ。
実際に経理未経験で転職した筆者が、転職する前に知りたかったことをまとめました。
プライム企業の経理4年目、税理士試験に合格した現役経理マンが紹介します。
記事前半では「巷の経理のイメージと実態は違う?」について、
後半では「経理担当者にチャレンジする人が知っておきたいこと3選!」について解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
巷の経理のイメージと実態は違う?
みなさんこの記事を見ているということは、
『新卒で経理に配属された経理に異動になった。』
『未経験たけど経理に転職したい!』
そんな状況にあるのではないでしょうか。
この記事では、そんな経理の実務がよくわからないけど、
経理にこれからチャレンジする人へ、他のネット記事では入手できない情報を解説しますね!
本題に入る前に、
そもそも巷やネットで流れる経理実務の情報って合ってるの?
と疑問や不安に思う方もいますよね。
まず結論からいうと、ネットの記事と経理の実態はほとんど合っています!
仕事内容でいえば、主には月次作業。
月次作業の中でも
経費精算や預金管理など、
未経験者であればハードルが低い業務を任されます!
未経験者が任されやすい業務については、
転職サービスを行っているネット記事を参考にしとけば間違いありません。
例えば、『マイナビ』や『ジャスネットスタッフ』の記事は初心者向けに分かりやすく解説してるかと。
一方、経理職のリアルな実態、
例えば、
- 悩みやストレス
- ワークライフバランスの実態
- キャリアの高め方
については、本ブログのように実際に経理で働いている人の記事を参考にするのがおススメです。
なぜなら、転職サービス会社のような企業系の記事だと、
- 転職させるのが前提だからネガティブな要素を書けない
- あくまで会社の記事なので、リアルな職場環境を書けない
などの制約があるからです。
整理すると、
- 経理未経験者の実務については、転職サービス会社の記事を参考にする
- 経理のリアルな実態については、経理ブロガーの記事を参考にする
の2点を基準に情報収集すれば、ギャップを抑えることができますよ!
もちろん、『分かりやすい記事』や『分かりにくい記事』があるのも事実。
なので、いろんな情報に触れて信頼できる記事を参考にするのがおススメです!
でも、どんな情報が信頼できるかが分からない。
安心してください。
経理担当者が参考にしたい『経理ブログ』については、以下の記事で解説してます。
経理歴4年目、かつ、ブロガーである筆者が選別したおススメブログなので、ぜひご参考にしてみてください!
-
現役経理マンがおススメする『経理ブログ3選』!
経理担当者にチャレンジする人が知っておきたいこと3選
それでは、『経理担当者にチャレンジする人が知っておきたいこと3選』の本題に入っていきたいと思います。
結論からいうと、以下の3つです。
- パソコンスキルが仕事の出来を左右する
- その場しのぎの仕事は自分を苦しめる
- 意外と経理は体力仕事
それでは1つずつ内容を解説しますね。
【経理担当者の技】パソコンスキルが仕事の出来を左右する
まず1つ目の経理担当者にチャレンジする人が知っておきたいことは、「パソコンスキルが仕事の出来を左右する」です。
みなさん、経理にどんなイメージをお持ちでしょうか?
- できる経理マンは、簿記の知識が豊富。
- できる経理マンは、数字に強い。
- できる経理マンは、会計基準に詳しい。
そんなイメージの人がほとんどでないでしょうか。
もちろん、間違いではありませんし、事実です。
ですが、経理担当者にとって上記の能力同様、
いや、それ以上にできる経理マンとして求められるスキルは、『パソコンスキル』と言っても過言ではありません。
なぜなら、経理にとってパソコンスキルは、仕事のアウトプットをするのに絶対に必要なツールだからです。
いくら、美味しいレシピを知っていても、包丁を使えなければ、料理は作れませんよね。
また、知識が浅い経理担当者が最初にやる作業は
『知識を使って自分で考える』というより、上司や先輩から依頼された資料を作ることがほとんど。
つまり、知識が浅い人分、パソコンスキルで補うことができれば、使えると思ってもらえます。
では、具体的にどうすれば、パソコンスキルが上がるかというと、
自分の面倒くさい気持ちに正直になることです。
筆者の例でいうと、
タイピングしながら、マウスに手を移すことが、面倒くさくてしょうがありませんでした。
そこで、『スムーズにパソコンを操作するにはどうすればいいか?』と考えると、
- よく使うショートカットを覚える
- マウスを使わないでタッチパネルを使う
といった方法が思いつくわけです。
でも、ショートカットを覚えるのは大変
と思われる方もいるかもしれません。
ポイントは、よく使う操作のショートカットだけを覚えることです。
間違ってもレアなショートカットを覚える必要はありません。
『1日の中で繰り返す操作であれば、その分ショートカットを使う機会があるので体で覚えることが可能。』というわけです。
例えば、
- CTRL + C(コピー)
- CTRL + S(保存)
- CTRL + V(貼り付け)
はショートの基本ですが、
『なぜ、これらのショートカットをすぐに覚えられるか?』というと、
1日に『コピー、保存、貼り付け』の作業が何回もあるからですよね。
ほかにも
- windows + D(ホーム画面に戻る)
- SHIFT + D(ファイルの削除)
- CTRL + W(ファイルを閉じる)
なども、1日に何回もやりますよね。
というわけで、これらを意識すれば、ショートカットも自然に覚えることができます。
こんな感じで、『自分の面倒くさい気持ちに正直になる』ことで、
生産性が上がるヒントが見つかっていきますよ!
経理のパソコンスキルについて、もっと詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみて下さいね。
-
経理のエクセルスキルの真実とは?
-
経理実務のリアルなパソコンスキルについて詳しく知りたい人へ!
【経理担当者の思考】その場しのぎの仕事は辞める
2つ目のの経理担当者にチャレンジする人が知っておきたいことは、「その場しのぎの仕事は辞める」です。
理由は、経理の『その場しのぎの仕事』は自分に返ってくるからです。
その場しのぎの仕事って具体的にどうゆうこと?
安心してください。具体例を交えて解説しますね!
そもそも経理の仕事の主な特徴は、
『数字を扱うこと』と『ルーティン』であることの2点。
まず、数字を扱うということは、ミスがはっきりします。
要するに、『ごまかし』がきかないわけですね。
なので、数字が合わないけど、その場しのぎで数字の帳尻を合わせてしまうと、
あとあと、誰かが数字をチェックするときに、ごまかしたことがバレてしまいます。
また、ルーティン仕事であるということは、毎月、毎年同じ仕事がやってきます。
そんなときに、その場しのぎの仕事をしていると、翌月、翌年に
「これ、自分どうやったんだっけ?」
と悩み、時間を無駄に使ってしまう原因にもなります。
つまり、その場しのぎの仕事をしてしまうと、
- 周りから信用されなくなる
- 自分の業務を効率的にこなせない
といったリスクにつながってしまうわけですね。
もちろん、短期的に楽になりたいがために『その場しのぎの仕事をする』のは、人間の本能。
とはいえ、
- きちんと数字を合わせる。
- 迷った箇所はメモを残しておく。
ことをしておけば、未来の自分が楽になりますよ!
メモ
ちなみに、筆者は法務の同僚から『経理の仕事は数字で結果が分かるから大変だよね』と言われました。
法務の世界では、あとあと多少のごまかしが効くようで。。
仕事でごまかしが効かないのは、経理の宿命ともいえますね。
【経理担当者の体力】意外と経理は体力仕事
最後の経理担当者にチャレンジする人が知っておきたいことは、「経理は意外と体力仕事である」ということです。
みなさん、
『経理はデスクに座ってパソコンをいじってるから楽そう!』
と思われる方もいるかもしれません。
もちろん、
- 猛暑に外回りをしないで、クーラーの効いたオフィスで仕事ができる
など、良い面はあるかもしれません。
とはいえ、経理も見えないところで体を使っています。
具体的には、『目、肩、腰』を酷使します。
なぜなら、経理の仕事は、パソコンを見ていることがほとんど。
パソコンを見たくないと思っても、見なくてはなりません。
しかも、経理の仕事は『数字があっているか?』と神経を使う仕事。
したがって、より一層パソコンにかぶりつくことが多くなります。
そうなると、必然的に目を酷使したり、長時間座っていることになります。
1日だけであれば体にダメージはありませんが、『塵も積もれば山となる』です。
毎月整体院に駆け込む経理担当者も多いと思います。。
おススメな解決方法はないの?
もちろんありますよ。
オススメは、
- 1時間に1回は休憩を取る
- 休憩のときは散歩する
- 余暇に全身を使う運動をする
とにかく、長時間パソコンに座るのを辞めるためにも、
定期的に休憩をとり、散歩をするのがおススメです!
他にも休日には、『水泳』と『ボルダリング』がおすすめ!
『筆者自身がやってるから』ということもありますが、全身を使うので肩こりの解消にも効果的です。
まとめ
以上、経理担当者になる人が意識したいことという視点で解説しました。
もし、みなさんがこれから経理担当者にチャレンジするのであれば、
上記の3つだけでも意識すれば、みなさんの助けになるはず。
ぜひ、試してみて下さいね!
みなさんの経理ライフや転職活動の参考になれば幸いです。