こんな方におすすめ
- そもそもシャドーイングってなに?
- シャドーイングのやり方を知りたい!
- シャドーイング効果的なやり方を知りたい!
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事では、TOEICスコアアップに役立つ、「シャドーイングを効果的に行うコツ」を解説します。
実際に、TOEICのレッスンを受けたときに、講師から教えてもらったテクニックです。
やり方は簡単です。シャドーイングをする前に、頭の中にイメージを作ります。
なぜなら、音とイメージを同時に頭の中で処理することにより、反射的に英語を理解できるようになるからです。
私もこの方法で、TOEICのスコアが3ヵ月で【445点⇒735点】にアップしました。
リスニングのスコアでいうと、【200点台 ⇒ 380 点】と大幅に伸びました。
TOEIC勉強3ヵ月でスコアが300点アップした筆者がご紹介します。
記事前半では「そもそもシャドーイングってなに?」について、
後半では「シャドーイングを効果的に行うコツ」について解説するので、
ぜひ参考にしてくださいね!
そもそもシャドーイングってなに?
シャドーイングってそもそも何?って
思いますよね。
分かりやすくいうと
シャドーイングとは、英語を聞きながら真似して発音することです。
音声と同時に発音するのではなく、少し後から発音することがシャドーイングの特徴です。
シャドーイングは、昔から通訳のトレーニングとして、使われてきました。
なぜなら、通訳は音を聞いて、瞬時に日本語に翻訳することが必要ですよね。
メモ
ちなみに、シャドー(Shadow)は影という意味で、影を追って発音するってことです。
でもオーバーラッピングも英語を聞きながら、発音するけど何が違うの?
って思う方もいるかと。
定義を確認しておきますと、以下になります。
オーバーラッピングは、英文を見ながら、音声と同時に発音する。
シャドーイングは、英文を見ないで、音声の少し後から発音する。
つまり、
英文をみるか見ないか?
音声を同時に発音するか少し後から発音するか?
が大きな違いになります。
シャドーイングって本当に効果があるの?
シャドーイングが何なのかは、なんとなくわかったけど
シャドーイングって、本当に効果があるの?
って思いますよね。
実際にYafoo!知恵袋でもシャドーイングの効果を疑問視する投稿があります。
シャドーイングって意味あるんですか? 理解しながら言えば効果的ってのをどこかで聞いたことがあるんですが、ホントなんですか?
引用先 : Yahoo!知恵袋
結論、シャドーイングに効果はあります。
ただし、正しい手順でシャドーイングを行わないと効率的に英語力をアップすることができません。
シャドーイングの正しい手順はこれから紹介しますね。
じゃあ具体的にどんな効果があるの?
どんな効果が得られるのかも気になりますよね。
結論、シャドーイングの一番の効果は、英語を反射的にアウトプットできるようになることです。
いくら単語や文法を理解していても、アウトプットできないと英語を使えるようになりませんよね。
具体的には、以下のことができるようになります。
- 英語を英語のまま理解できる
- 英語のスピードに慣れる
- 英文がパターンが定着して、発音できるようになる。
シャドーイングの具体的なやり方
それでは、ここから、英語を反射的に理解できるようになるシャドーイングの方法をご紹介します。
TOEICのスコアが短期間でアップする人は、いつもこのシャードイングの方法を実施しています。
やり方は、非常に簡単です。シャドーイングをするときに以下の2つに分けて行うことです。
①音だけに集中するシャドーイング
②内容・意味に集中するシャドーイング
シャドーイングって発音のアウトプットがメインなので、発音できれば問題ないと考えがちですが、
発音と同時に内容・意味も頭の中でイメージすることが大切です。
発音と同時に意味が頭の中でイメージできて初めて、英語を反射的に理解できるようになるからです。
ただし、いきなり音と意味を同時に理解することは難しいので、それぞれに分けて練習するのが効率的なのです。
もちろん、最終的には音と意味を同時に理解することがゴールです。
ポイント
TOEICのテストは、1度しか再生されず、解答時間も限られていますので、反射的に理解することは非常に重要です。
教材は、TOEICの公式問題集がおススメです。
音だけに集中するシャドーイング
まずは、音だけに集中してシャドーイングを行いましょう。
やり方は、簡単です。英語を見ないで、音声を流して聞いた音を声に出すだけです。
もちろん、最初から英語のスピードについていくのは大変なので、減速させた音声で練習しましょう。
STEPとしては、
①一番遅い音速でシャドーイングをする
②言えない箇所は、重点的に発音を練習する
③遅い音速に慣れてきたら、徐々にスピードを上げて、練習を繰り返す。
最終的に、オリジナルスピードで発音ができるようになれば完成です。
自分の声を録音してみて、実際の音声と合っているかを確認することも大切です。
内容・意味に集中するシャドーイング
音に集中したシャドーイングができるようになったら、意味に集中するシャドーイングに移ります。
英文を聞ききながら、イメージを頭の中でつくり、音読しましょう。
ポイントとしては、音を聞いた時に日本語に訳すのではなく、風景・イメージを頭で再生することです。
こちらも、以下の順で進めていきましょう。
①一番遅い音速でシャドーイングをする
②言えない箇所は、重点的に発音を練習する
③遅い音速に慣れてきたら、徐々にスピードを上げて、練習を繰り返す。
でも、イメージを頭の中で作るのってむずかしい
と感じる方も多いかと。
そんなときは、意味に集中するシャドーイングをする前に以下のことをやりましょう。
ポイント
①音を聞いてから、英文を見ないで翻訳する
②音に集中するシャドーイング
③リピーティングをする
④音に集中するシャドーイング
これをやると、風景やイメージが頭のなかに入りやすくなるのでおススメです。
ちなみに、リピーティングが分からない方には、以下のサイトをご参考にしてみて下さい。
リピーティングは、「英語音声を聞いた後、それを同じように繰り返し発話する練習方法」と定義できます。
基本的にはCDなどに収録された英語音声を使って、文章ごとに音声をポーズしながら発話を繰り返し行っていきます。
引用先 : リピーティングとは(ペラペラ部)
シャドーイングを効果的に行うコツ
最後に、シャドーイングを効果的に行うコツを解説します。
ここは、今回の記事の中で一番重要な箇所になりますので、ぜひご参考にしてみて下さい。
いくらシャドーイングを行っても、この方法を実施しないとシャドーイングの効果は半減します。
短期間でTOEICのスコアがアップ人は、シャドーイングを行う前にこの方法を行います。
それは、「内容、意味をイメージして音読する」です。
やり方は簡単です。英文の内容を理解できるスピードで音読するだけです。
ゴールは、
- オリジナルスピードで音読できてる!
- 英語を前から読んで理解できる!
- 頭にイメージが浮かんでいる!
の状態を目指すことです。
この「内容、意味をイメージして音読する」ことができれば、
英語を英語のまま理解できる
英語のスピードになれることができる
の効果が得られます。
つまり、シャドーイングを行ううえで、補助輪の役割をしてくれます。
繰り返しますが、これを実施することで、シャドーイングを効率的に実施することができるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
さらに、効率的にシャドーイングを行いたい方は、事前にオーバーラッピングをやっておくこがおススメですよ。
オーバーラッピングについては、以下の記事で具体的に紹介していますので、ご参考にしてみて下さい。
-
オーバーラッピングの具体的なやり方は?
まとめ
シャドーイングを効果的に行うコツをご紹介しました。
まとめますと、
シャドーイングとは、
「英語を聞きながら真似して発音すること」です。
シャドーイングの手順は、
①音に集中するシャドーイング
②内容、意味に集中するシャドーイング
を分けて実施すること。
シャドーイングを効果的に行うには、
【内容、意味をイメージして音読する】
です。
みなさんのTOEICスコアアップの参考になれば幸いです。