こんな方におすすめ
- 数学が得意じゃないと簿記は難しい?
- 簿記は数学ができる人が有利?
- 数学が苦手だけど簿記を勉強したい
本業は現役経理マン。18歳で簿記3,2級に一発合格、23歳で税理試験に合格した私が、
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事で紹介する「数学ができなくても簿記に合格できる?」をご参考にすれば、簿記に数学が必要かどうか納得頂けると思います!
なぜなら、僕自身数学が超苦手でしたが、簿記3級、2級に合格することができました。
記事前半では「数学ができなくても簿記に合格できる?」について、
後半では「数学ができない人が簿記を勉強するコツ」を解説するので、
ぜひ参考にしてくださいね!
数学ができなくても簿記に合格できる?
「簿記を勉強したいけど、数学が苦手で不安」
「数学ができないと簿記はきつい?」
そんな不安ありますよね。
結論、数学が苦手でも簿記の勉強に支障はありません。
理由は、簿記で数学を使う機会はめったにないからです。
具体的に、簿記で使用する計算は、足し算、引き算、掛け算、割り算など
なので、四則演算ができれば問題ありません。
筆者も根っからの文系で高校の数学の単位をギリギリで取得してきた大の数学嫌いでした。
したがって、数学を障壁にして簿記をあきらめる必要はありません。
数学ができない人にも簿記がおススメなワケ5選
上記では、数学ができなくても簿記の勉強には支障がないことをご紹介しました。
ここからが、数学ができない人にこそ簿記の勉強がおススメである理由を5つ解説します。
①【数学ができなくても】転職・就職に有利?
「簿記の資格を取る意味はあるの?」
って思いますよね。
結論、簿記を勉強して資格を取得すれば、転職・就職にめちゃくちゃ有利です。
なぜかというと、簿記の本質は会社の取引情報を作成して、決算書を作ること。
つまり、会社の利益がなぜでているのか?など、会社の業績状態が分かるようになります。
これは、どんな職種に限らずビジネスマンにとって必須のスキルですよね。
例えば、営業だとこの顧客からビジネスをとって採算が合うのか?
企画職であれば、このビジネスは今後成長の見込みがあるのか?などなど。
大手エージェントのMS-JAPANでも特集しているので、間違いないかと。
経理職・管理部門への転職において一つの実力を図る目安となるのが「日商簿記2級」です。 経理職・管理部門への転職は、実務経験が評価されますが、日商簿記2級を取得している場合、未経験者でも転職に成功する可能性が高まります。
簿記を勉強して資格を取れば、
- 結論、転職・就職に有利
- 理由、経営者視点で会社をみることができる
②【数学ができなくても】ニュースがわかる?
結論、簿記を勉強すると経済ニュースを理解できるようになります。
理由は、メディアで流れる経済系のニュースって簿記が基礎になっているから。
例えば、「〇〇社の最高収益が過去最高の100億円になりました。」ってニュースを聞いたら、
売上が100億円になったんだな
当期純利益も上がったのかな?
など、今までより経済に対する情報感度が上がります。
ニュースが分かると
- 世界の経済状況がわかる
- 実生活にも役立つ
③【数学ができなくても】副業・起業に役立つ?
結論、副業・起業に役立ちます。
なぜなら、簿記の知識があれば、業績の確認や今後の事業の展開に役立つからです。
例えば、いくら売上が多くても費用がかさんでいたら、業績は良くなりませんよね。
従って、ビジネスの費用対効果や資金調達が業績に与える影響など、様々なことに簿記の知識は役立ちますよ。
おススメしたい理由は、
- ビジネス感覚を養える
- 副業・起業に有利
④【数学ができなくても】キャリア構築が可能?
結論、簿記の資格を取得すれば、多岐にわたるキャリア構築が可能です。
なぜなら、簿記の資格を取得した後のキャリア構築としてざっと以下があげられます。
簿記 = 経理
簿記 + 英語力 = USCPA(米国公認会計士)
簿記 + 税務 = 税理士
簿記 + 監査 = 公認会計士
簿記 + コンサル = 経営コンサルタント
もちろん、簿記の資格だけでもキャリアアップに有利になりますし、さらに専門性の高い分野で働きたい場合にも有利になる資格になります。
もっと詳しく知りたい方は、以下のサイトがおススメです。
簿記2級の資格を持っていると、経理のみならず経営全般に関わることもできるようになるため、キャリアアップを目指したい社会人にぴったりです。
企業によっては、会社の経営に関係する役職(マネージャーなど)に就く際に、簿記2級の資格取得を推奨しています。
簿記を勉強すれば、
柔軟なキャリア構築が可能であり、勉強して損はなし
⑤【数学ができなくても】お金に強くなる?
数学ができない人こそ簿記を勉強すれば、自身のお金の管理に強くなりますよ。
なぜなら、簿記を勉強すれば計算が楽しくなり、数字を取り扱うことに抵抗がなくなります。
そもそも数学ができない人ってなるべく数字と向き合いたくないですよね。
でも、簿記程度の計算でしたら、数学で躓くことはありませんし、正解した時との達成感を味わえるので、勉強が楽しくなります。
つまり、数字と向き合うことに抵抗がなくなり、自身のお金の管理にも強くなれますよ。
長期的には、投資や自分のビジネスを行うことにつながるので、ぜひおススメします。
簿記を勉強するメリットは、
- お金・数字に対する抵抗感がなくなる
- 投資・自分のビジネスにつながる
数学ができない人が簿記を勉強するコツ3選
数学ができなくても、
「簿記の勉強に支障はないこと」
「簿記をおすすめする理由」
を解説してきました。
ここからは、いざ簿記の勉強を始める!人に勉強するコツをご紹介します。
①問題を解きまくる
簿記をマスターするには、問題を解きまくることをおすすめします。
なぜなら、簿記の問題って、転記したり仕訳を書いたりなど、とにかく手を動かすことが多いですよね。
もちろん、初めにロジックを理解することも大事ですが、効率的に勉強を進めるのであれば、問題を解きながらロジックを整理することをおすすめします。
つまり、簿記は体で覚えることが大切です。
まずは、試算表を作れるように、問題を繰り返し解くことをおススメします。
試算表を作れるようになれば、みる世界も変わってきますよ。
②講座、スクールを活用する
「簿記を勉強したいけど独学がいいの?それとも講座に通った方がいいのか?」
って悩みますよね。
簿記を勉強するなら、講座に通うことをおすすめします。
理由は、簿記は慣れれば楽しく勉強できるのですが、慣れるまでが大変なところかと。
もちろん、独学に自信があれば問題ありません。
ですが、疑問点をスピーディーに解消したり、勉強の悩みを共有できるといった観点から講座に通うことをおすすめします。
大切なことは、簿記の勉強を継続・習慣化させる環境を作ることが大切かと。
講座・スクールでは、教室講座とオンライン講座の2つを選択できます。
そのメリット・デメリットを紹介した記事もご参考にしてみて下さい。⇩
-
教室講座・オンライン講座の【メリット・デメリット】
③講師に聞きまくる
外部の講座を受け初めて、分からない問題や論点が出てくるかと思います。
そんなときに、
「講師の人に質問するのが、めんどくさい」
「後で自分で調べるからいいや」
といった感情が湧いてくるかと。
そんなときでも絶対に、分からない問題は、その場で講師に確認しましょう。
理由としては、簿記の勉強は一個一個の論点が繋がっていますので、分からない問題をそのままにしておくと、その後の勉強に支障がでることもあるかと。
なので、分からない問題はすぐに解決することをおススメします。
また、講師にはいくら聞いても追加で費用が発生することはありませんので、大丈夫です。
講師を使い倒す勢いで聞きまくりましょう。
勉強のポイントは、
- 分からない問題はその場で解決すること
まとめ
以上、
- 数学ができなくても簿記の勉強は大丈夫か?
- 数学ができない人に簿記がおススメな理由
- 数学ができない人におススメな勉強法
をご紹介しました。
大切なことは、数学ができなくても簿記の勉強に支障はないこと。
簿記を勉強すると以下のメリットがあること。
- 転職・就職に有利
- ニュースが分かる
- 副業・起業に役立つ
- キャリア構築が可能
- お金に強くなる
数学ができない人に特におすすめな勉強は以下であること。
- 問題を解きまくる
- 講座・スクールの受講がおススメ
- 分からない問題は講師に聞きまくる
みなさんの簿記の勉強のご参考になれば幸いです。