こんな方におすすめ
- TOEICのPart2が苦手で克服したい!
- どんなトレーニングをすれば点数が伸びる?
- TOEIC・Part2の点数を取るコツはあるの?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事では、TOEICスコアアップに役立つ、「TOEICのPart2で点数を取るコツ」を解説します。
実際に、TOEICのを受けたときに、講師から教えてもらったテクニックです。
やり方は簡単です。会話のパターンを覚えて、『疑問詞』に集中するだけです。
なぜなら、Part2は『疑問詞』の形式で出題されることが、ほとんどです。
私もこの方法で、TOEICのスコアが3ヵ月で【445点⇒735点】にアップしました。
TOEIC勉強3ヵ月でスコアが300点アップした筆者がご紹介します。
記事前半では「Part2の問題形式」について、
後半では「Part2のトレーニング方法とスコアアップのコツ」について解説するので、
ぜひ参考にしてくださいね!
TOEIC・Part2の問題形式とは?
そもそもTOEIC・Part2の問題数は何問あるの?
結論、問題数は25問です。
具体的にどんな形式で問題が出題されるの?
まず、問題の英文が1度だけ流れます。
その後に、応答文が3つ流れますので、適切な選択肢を選びますよ。
英文も応答文も『一度だけ』しか流れないので、
- 『音』を正確に聞く力
- 『日常英会話』の表現を知っている
- 『反射的』に英語の意味を理解できるか?
が重要なポイントになってきます。
実際にどんな英文が流れるの?
と思いますよね。
結論、会話パターンは5つで、疑問文メインです。
- 疑問詞疑問文
- 提案、依頼、確認
- 付加疑問文
- 否定疑問文
- 平叙文
英文を聞くうえで、ポイントになるのは、
- 疑問詞 『When』
- 時制 『did』
- 言語 『you』
- 動詞 『start』
の品詞の『音がきちんと聞こえているか?』、『反射的に意味を理解できているか?』です。
なぜなら、英語は大事な要素を語順の先頭に持ってきます。
なので、序盤の品詞を聞き取ることは、英文を理解するうえで非常に大切です。
実際に問題を体験したい方は、以下の公式サイトでサンプル問題を体験できますので、ご参考にしてみて下さい。
引用先 : サンプル問題|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC
【TOEIC・Part2が苦手な人向け】トレーニング方法
それでは、TOEIC・Part2が苦手な人向けに、Part2のトレーニング方法を解説します。
会話パターンは、先ほどご紹介したように、全部で5つのパターンがありましたね。
- 疑問詞疑問文
- 提案、依頼
- 付加疑問文
- 否定疑問文
- 平叙文
これらの会話パターンのトレーニング方法で共通してるのは、
- 『音』の聞き取り
- 『応答パターン』を理解する
の2つです。
それでは、詳細を解説します。
【TOEIC・Part2が苦手な人向け】音の聞き取りトレーニング方法
TOECI・Part2の音の聞き取りが苦手な人が、トレーニングをするときに注意する点は2つあります。
- 似ている単語の聞き取り
- 短縮形、リエゾンの聞き取り
それぞれ説明しますね。
似ている単語の聞き取り
まずは、音の聞き取りで注意したいのは、
発音が似ている単語の音の聞き取りです。
なぜなら、英語初学者にとって、音が似ている単語は、聞き分けるのが困難かと。
例えば、「when」と「where」。
発音が似ていますが、聞き間違えると、違う解釈になってしまいますよね。
短縮形、リエゾンの聞き取り
次に注意したいのは、短縮形やリエゾンの聞き取りです。
なぜなら、短縮形やリエゾンの音に聞き慣れていないと、何を言っているのか全く分からない状態になってしまいます。
例えば、who'llなど、whoであれば簡単に聞き取ることができるかもしれませんが、
who'llになった瞬間に、聞き取れなくなってしまうこともあるかと。
他にも、
「Could you?」「Can I?」「Should I?」などのリエゾンも確認しておくことがおすすめです。
でも具体的にどうやってトレーニングすればいいの?
結論、公式問題集のPart2の問題を使って、『オーバーラッピング』と『シャドーイング』を実施することです。
オーバーラッピングとシャドーイングのやり方は以下の記事で解説していますので、ご参考にしてみて下さい。
-
シャドーイングの具体的なやり方とは?
-
オーバーラッピングでリスニング力を向上する方法!
また、余裕ができたら、各国のスピーカーが発音の違いを意識してみましょう。
なぜなら、同じ英語でも、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダでそれぞれ発音に違いがあります。
よく、『アメリカ英語に慣れているとイギリス英語が聞き取りづらい』などの話を聞いたことがあるかと。
もちろん、初学者にとってはそれぞれの国の発音の違いを理解するのは難しいと思いますので、
余裕ができたら、各国の違いを意識してみましょう。
【TOEIC・Part2が苦手な人向け】応答パターンを理解する
次に『応答パターンの理解』について解説しますね。
そもそも応答パターンってなに?
って思いますよね。
例えば、
「When does the plane...?」(いつ飛行機が...?) という疑問文があったとします。
これに対して、よくある応答パターンが、
「"behind schedule"」(予定より遅れています)です。
つまり、応答パターンとは、疑問文に対する『よくある回答のパターン』のことです。
なので、疑問文と応答パターンをセットで知っておくと、Part2の正答率が上がるかと。
他にも、提案や依頼の疑問文って、
「~しませんか?」や「~お願いできますか?」などを聞きますよね。
それに対して、
「"good idea"」(いいですね)
「"sure"」(もちろん)
など、英文とセットで使われやすい回答ってあるかと。
応答パターンは知っているか、知っていないかの問題ですので、
公式問題集の問題を、繰り返し問いて覚えることがおすすめです。
その他にも、『キクタン』などの教材を使って、基本的なフレーズを覚えることもおすすめですよ。
【TOEIC・Part2が苦手な人向け】効率良く点数を取るコツ
トレーニング方法はわかったけど、短期間で効率良く点をとるコツはあるの?
結論からいうと、効率良く点数を取るコツはあります。
それは、
『最初の1語目の疑問詞に全力で集中する』です。
なぜなら、上記で解説したとおりPart2問題は疑問文での出題がほとんどです。
つまり、疑問詞さえ聞き取れれば、正解を選ぶこともできてしまうわけです。
具体的にいうと、問題文の『When~』が聞き取れれば、
正解の応答文には、「期限や日付、時間に関する単語」が含まれている、と
応答文が流れる前に、予想することができますよね。
本当に疑問詞だけで、正解できるの?
って思う方もいるかと思います。
結論からいうと、疑問詞を聞き取るだけで回答できます。
なぜなら、正解以外の応答文は、かなり的外れな英文だからです。
具体的に、 以下の例題で確認してみましょう。
疑問詞のWhereが聞き取れれば、回答文を聞く前に、
「場所に関する単語が含まれてそうだな」と予想ができますよね。
実際の応答文は、『floor』という場所に関する単語が含まれた英文が正解になっていますよね。
その他の応答文は、かなり的外れな英文だと分かります。
したがって、最初の疑問詞を聞き取るだけで、効率的に点数を取れるわけです。
ぜひ、公式問題集を確認してみて下さい。他の問題も疑問詞だけで点数を取れることがわかると思います。
もちろん、疑問詞だけ聞いて点数を取るやり方では、満点はとれませんが、
短期間でTOEICのスコアアップをする必要がある方には、おススメな方法です。
まとめ
以上、TOEIC・Part2が苦手な人が、短期間で効率よく点数を取る方法を解説しました。
繰り返しますと、
TOEIC・Part2の問題形式は、25問で、5つの会話パターンに分かれます。
- 疑問詞疑問文
- 提案、依頼、確認
- 付加疑問文
- 否定疑問文
- 平叙文
TOEIC・Part2のトレーニング方法としては、
- 似ている単語の聞き取り
- 短縮形、リエゾンの聞き取り
を『オーバーラッピング』と『シャドーイング』で確認することでした。
最後に、TOEIC・Part2を効率良く点数を取るコツとして
『最初の1語目の疑問詞に全力で集中する』です。
なぜなら、他の選択肢は的外れなものなので、正解できるわけです。
みなさんのTOEICスコアアップのご参考になれば幸いです。