こんな方におすすめ
- ホワイト経理はどこがいい?
- ホワイト経理の見極め方を知りたい!
- ホワイト経理とブラック経理の違いとは?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事で紹介する「こんなに違う!ホワイト経理とブラック経理」をご参考にすれば、
経理に転職したいみなさんに役立ちますよ!
なぜなら、ホワイト経理 or ブラック経理で働くで、みなさんの生活の質は大きく変わります。
2年間のブラック経理生活から、経営陣が入れ替わったことで、
運よくホワイト経理生活を送っている上場企業・経理歴3年の現役経理マンが紹介します。
記事前半では「ホワイト経理の特徴5選」について、
後半では「ホワイト経理に入りたい!と思ったら取るべき行動」について解説するので、
ぜひ参考にしてくださいね!
こんなに違う!ホワイト経理とブラック経理
同じ経理でも、ホワイト企業とブラック企業で違いはあるの?
経理に転職したい人にとって、ホワイト企業の経理とブラック企業の経理がどう違うか?気になりますよね。
結論からいうと、ホワイト企業の経理とブラック企業の経理とでは、みなさんの生活に雲泥(うんでい)の差があります。
具体的に、なにが違うかか?というと以下の3つです。
- 休日の過ごし方
- 管理職の質
- もらえる賞与の金額
いずれもみなさんの生活の質を左右するものばかり。
とくに、将来結婚や子供をもつ年代になると、この要素は超大切になってくるかと。
それでは、具体的な中身を解説しますね。
メモ
この記事では、ホワイト企業の経理のことを『ホワイト経理』、
ブラック企業の経理のことを『ブラック経理』という呼称で解説します。
【ホワイト経理とブラック経理の違い①】休日の過ごし方が違う!
まず1つ目の違いは、休日の過ごし方です。
休日の過ごし方ってどうゆうこと?
って思いますよね。
分かりやすい例で言うと、
- ホワイト経理であれば、休日にプライベートを満喫できる
- ブラック経理だと、休日出勤が発生、もしくは上司から電話がかかってきて休めない
ということ。
つまり、ブラック経理だと、休日も仕事のことが頭にあるわけですね。
筆者もブラック経理時代には、
休日に上司から業務に関する電話が、当たり前のようにかかってくる
休日には『いつでも出勤できるように家で待機!』という理解不能な指示を受ける
などの状況に陥りました。
今日も上司から電話がかかってくるのではないか?
と、休日も常に不安に苛まれ、しっかり休めません。
これがクセになると、メンタルを病む原因にもなりますよね。
一方、現在のホワイト経理では、
管理職は、業務時間外の部下への業務連絡はNGが徹底されています。
したがって、ホワイト経理であれば、休日は自分の趣味や、家族サービスに専念できます。
【ホワイト経理とブラック経理の違い②】管理職の質が違う!
2つ目の違いは、管理職の質です。
管理職は皆さんの上司をイメージして頂ければいいかと。
つまり、ホワイト経理かブラック経理かで上司の質が変わってくるわけです。
1番大切なのは、皆さんの上司が『マネジメントの教育』を受けているかどうかです。
なぜならブラック企業は、余裕がないので、管理職に対してマネジメントの教育はしません。
もちろん、管理職になる基準も明確でなく、
- 社長のお気に入り社員
- 残業をいとわない社員
が管理職になるケースが現実的かと。
そんな管理職のもとで働くと、
サービス残業当たり前
バワハラ当たり前
などの環境になることは目に見えていますよね。
私の上司も『マネジメント教育』を受けておらず、
とにかく部下を帰らせない
毎回のミーティングで怒鳴り散らす
など。何人の人が辞めていったか分かりません。
一方、ホワイト企業は、限られた人しか管理職になれないので、教育はもちろん、昇格試験を受ける必要があります。
したがって、管理職の質が良いか悪いかで、皆さんの職場環境もガラリと変わってきますよ。
【ホワイト経理とブラック経理の違い③】もらえる賞与の金額が違う!
3つ目の違いは、もらえる賞与の金額です。
なぜ、もらえる賞与の金額が違うの?
って思われますよね。
結論からいうと、ブラック企業は業績が悪くなると、賞与を削って利益の悪化を防ごうとするからです。
一方、ホワイト経理はそもそも景気に左右されないビジネスを構築していることはもちろん。
賞与を従業員の生活給と考えて、定額の賞与を支給してくれます。
したがって、たとえ業績が悪化しても賞与を削ることはまずないかと。
筆者のブラック経理の時代は、
コロナ禍や会社の業績の危機で、高校生のおこずかい程度の賞与しかもらえませんでした。。。
一方、ホワイト経理になってからは、
たとえ、コロナ禍で業績が悪くても、『賞与は定額支払う!』と経営陣が決めています。
やっぱり、賞与が安定的に支給されるかどうかで、安心して働けるかどうかも変わってきますよね。
ホワイト経理の特徴5選
ホワイト経理とブラック経理の違いはよくわかっけど、もっとホワイト特徴を知りたい!
ホワイト経理の環境や、待遇を知れば、自分がどこの職場で働くかがますます大事になってきますよね。
というわけで、筆者が考えるホワイト経理の特徴を5つご紹介したいと思います。
結論からいうと、以下の5つです。
- 残業時間が少ない
- 業務が効率化できている
- 福利厚生が充実している
- キャリアを選択できる
- 働き方が柔軟
それでは、具体的な中身を確認していきましょう!
【ホワイト経理の特徴①】残業時間が少ない
1つ目のホワイト経理の特徴は、残業時間が少ないです。
『残業代を稼ぐために、ガツガツ働きたい!』と思う方は別として、
大多数の人は、なるべく残業をしたくないと思うのには賛成していただけるかと。
なにより、長時間労働は、
体調を崩す
仕事以外の時間がなくなる
サービス残業の温床になる
などのデメリットが多く存在します。
この点、ホワイトな経理に入社できれば、
- そもそも残業時間がほとんどない
- 残業代は、きちんと払われる
といったメリットがあります。
もちろん、ホワイト経理といえど、繁忙期には、残業時間が発生する可能性はあります。
とはいえ、プライベートの予定も立てやすく、仕事だけの1日になることはほとんどありません。
【ホワイト経理の特徴②】業務が効率化できている
2つ目のホワイト経理の特徴は、業務が効率化できていることです。
業務が効率化できていることが、どうしてホワイトなの?
って思いますよね。
結論からいうと、不要なストレスがかからないから。
例えば業務の効率化ができていないブラック経理であれば、
- 資料の手戻りが多い
- 必要な情報が期日通り集まらない
- ミスが増える
など、とにかく要らないストレスがかかります。
筆者もブラック経理時代は、資料が期日通りに集まらず、なかなか家に帰れませんでした。。
ところが、ホワイト経理になってからは、会社がシステム投資を積極的に行ったことで、定時帰りが当たり前に。
仕事をするなら、余計なストレスはなくしたいし、無駄なことをしたくないのが本音ですよね。
【ホワイト経理の特徴③】福利厚生が充実している
3つ目のホワイト経理の特徴は、福利厚生が充実しているです。
具体的には、
- 住宅補助がある
- 子ども手当がある
- 退職金制度がある
など、給与にプラスαで生活が助かる制度があります。
結婚や子育てに直面する世代にとっては、この制度があるかないかは、とくに大事になってきますよね。
一方、ブラック企業だと、人にお金を使わない傾向にあるので、こういった福利厚生はないがしろにされるかと。
【ホワイト経理の特徴④】キャリアを選択できる
4つ目のホワイト経理の特徴は、キャリアを選択できるです。
ただ言われたことだけをこなすより、自分のキャリアは自分で決めたいと思うのが、最近の傾向。
とくに、未来ある若手にとっては、自分のキャリア選択は重要な要素になってくるかと。
そんななか、ホワイト経理であれば、人事制度やキャリア構築制度が整っているので、
「自分はこの業務をやりたい!」
といった発信をしやすい環境が整っています。
こういった環境があれば、自分のキャリアを自分でコントロールでき、仕事のやりがいも感じやすいですよね。
一方、ブラック企業だと
- 社長の一声で、地方や海外に飛ばされる
- 何年も同じ仕事をする
- 上司が部下のキャリアを考えていない
などが実態。
ブラック経理時代は、社長の一声で地球の裏側に飛ばされた人を何人も見ました。。。
したがって、自分でキャリアをコントロールできるのは、ホワイト経理の特徴ですね。
【ホワイト経理の特徴⑤】働き方が柔軟
最後のホワイト経理の特徴は、働き方が柔軟です。
最近は、国の働き方改革やコロナ禍で、「在宅勤務」が進みましたよね。
ホワイト経理であれば、こうした働き方の流れに敏感で、積極的に導入する傾向があります。
具体的には、フレックスタイムもその一例。
中には、フルフレックスといって、何時に働いてもいい会社も増えてきてますよね。
働ける時間を自分で決められれば、プライベートの調整もしやすく、生活の満足度も上がります。
個人的には、毎朝決まった時間に起きなくていいのが超うれしいです。
一方、ブラック企業だと、
- コロナ禍でも会社に来て仕事をしなければならない
- フレックスなどの柔軟性がない
など、ホワイト経理に比べると働き方にも不満がでてきます。
したがって、働き方が柔軟なのは、ホワイト経理の特徴かと。
ホワイト経理で働きたい!と思ったらのおススメ行動!
ホワイト経理の特徴はよくわかっけど、
どうすれば、ホワイト経理で働けるの?
実際に経理格差を理解すると、ホワイト経理で働きたくなりますよね。
結論からいうと、ホワイト経理で働ける可能性を高めるには、以下の3つの行動が有効かと。
- 実務経験を3年積む
- 資格を取得する
- 語学力を身につける
それでは、1つずつ詳しく確認していきます。
【ホワイト経理で働く方法①】実務経験を3年積む
まず1つ目が、実務で経験を3年積むです。
やはり、未経験でいきなりホワイト経理で働くのはなかなか難しいです。
なぜなら、経理は経験が評価される職種。
実務経験が豊富な人がライバルだと、勝ち目がありません。
したがって、将来的にホワイト経理に入るために、まずは経理の実務を3年積むことをオススメします。
もちろん、ブラック経理で働け!とは言いません。
ホワイト経理には及ばないけど、3年なら我慢して働ける!会社はあるはず。
そこで着実に経験を積めば、転職でホワイト経理で働ける可能性が高くなりますよ。
【ホワイト経理で働く方法②】資格を取得する
次のホワイト経理で働く方法としは、資格を取得すること。
結論からいうと、簿記1級を取得しましょう。
そうすれば、他のライバルと差をつけることができます。
なぜなら、経理の中でも簿記2級を持っている人はたくさんいますが、簿記1級を持っている人は限られています。
したがって、簿記1級の資格を履歴書に書ければ、ホワイト経理に入れる可能性がグンとあがりますよ。
もちろん、もっと差をつけたいと思って、
- 公認会計士
- 税理士
なども超難関資格に挑むのもありです。
とはいえ、賭ける時間やコスト考えると、おススメできません。
相当な覚悟がないと、これらの試験に受かるのは難しいですから。
筆者も税理士試験に官報合格してますが、
勉強していたときは、それはそれは辛い日々でした。。。
【ホワイト経理で働く方法③】語学力を身につける
3つ目のホワイト経理で働く方法は、『語学力を身につける』です。
そもそもホワイト経理の会社は、
- 海外にも拠点があり、業績が安定している
- グローバルにサービスを展開しているので、ビジネス基盤が強い
と、グローバル企業が多いのが特徴。
やっぱり、規模の大きい会社は、それなりに業績が安定するので、ホワイト経理になるのも納得できますよね。
となれば、グローバル企業が求めるのは。
- 『語学力がある人!』
となるのが、当然。
とくに会計の知識や経験もあって、語学力もある人は限られています。
したがって、語学力があれば、ホワイト経理で働ける可能性は、限りなく高くなりますよ!
まとめ
以上、ホワイト経理とブラック経理の実態について解説しました。
大切なことは、ホワイト経理とブラック経理とでは、びっくりするほど、生活の質が違うことを理解しましょう。
いかに、どの会社で経理業務を行うのが大事かが理解できますよね。
たとえ、今はホワイト経理で働けなくても、
数年経験を積めば、誰でもチャンスはあります!
みなさんの転職活動や経理ライフの参考になれば幸いです。