こんな方におすすめ
- 経理の面接のときに、逆質問はいくつ必要?
- 経理の面接のときの逆質問の例を知りたい!
- 経理の面接では、どんな逆質問をすればいい?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事で紹介する「経理の面接・逆質問5選」をご参考にすれば、実際の転職活動に役立ちますよ!
なぜなら、実際にボクもこの方法で転職活動を行い内定を勝ち取ることができたからです。
記事前半では「そもそも経理の面接で逆質問が必要な理由」について、
後半では「経理の面接・逆質問5選」を実体験に基づいて解説するので、
ぜひ参考にしてくださいね!
そもそも経理の面接で逆質問が必要な理由とは?
経理で転職活動を行ってるけど、逆質問はした方がいいのかな?
結論、経理の面接の際には、逆質問は必ずしましょう。
なぜなら、逆質問を行うことによって、面接官から
- うちの会社に興味を持っている
- うちで働くことを具体的にイメージしようとしている
など、みなさんが能動的な人物である印象を与えることができ、好印象につながります。
また、逆質問をして、回答を聞くことで、
- 実際に会社に入って何をするのか?
を具体的にイメージすることができるので、入社後のミスマッチも避けることができますよ。
逆質問が必要なのはわかったけど、何個ぐらい用意すればいい?
結論からいうと、5つ用意しましょう。
なぜなら、5つ逆質問をすれば、
- 会社に興味を持っている印象を残せる
- 会社の実際の業務を具体的にイメージできる
からです。
とくに、『会社の実際の業務を具体的にイメージできる』について具体的に捕捉すると、
経理の仕事って、どこの会社でも基本的には同じですよね。
なので、5つの逆質問をすれば、
- 保守的なな会社 or 風通しの良い会社
- 効率化が進んでいない会社 or 効率化が進んでいる会社
- 業務が縦割りか? or 業務に多様性があるか?
など、イメージできるかと。これは、入社後のミスマッチをしないためにも超重要です。
もちろん、求人票やネットの評判などである程度の会社のイメージをつかむこともできます。
しかし、逆質問をすることで、イメージとのギャップがおきることもあるかと。
なので、必ず、逆質問は5つ用意して面接に臨みましょう。
聞いておきたい!経理の面接・逆質問5選とは?
具体的にどんな逆質問をすればいいの?
結論からいうと、以下の5つです。
- 御社の評価基準について教えてください。
- 具体的な業務の分担について教えてください。
- 会計システムは何を使用しているか?
- 中途社員が活躍しているか?
- 今後も経理の規模は拡大していくのか?
それでは、1つずつ解説しますね。
【経理の質問・逆質問①】御社の評価基準について教えてください。
まず1つ目の質問は、評価基準について聞くことです。
なぜなら、評価制度は、みなさんの入社後のモチベーションにもつながりますよね。
例えば、年功序列の会社が嫌で、IT系の新しい会社に転職したはずが、
実際の評価制度は、年功序列と変わらなかったら、元も子もありませんよね。
つまり、評価制度は、みなさんが次の会社で長期的にモチベーションを維持できるか?
という観点からも大切な指標になります。
したがって、面接の際には、必ず聞いておきたい質問になります。
【経理の質問・逆質問②】具体的な業務の分担割について教えてください。
必に質問したいのが、具体的な業務の分担についてです。
なぜなら、実際にどんな役割をどんな人数で行っているのかを把握することで、
具体的に働いているイメージを描くことができるからです。
例えば、
- 事業部門と距離が近いのか?
- 業務は縦割りか?
- いろんな業務を経験できるか?
など。
もちろん、現在の職場の業務内容と比較検討するうえでも有効な質問かと。
【経理の質問・逆質問③】会計システムは何を使用しているか?
3つ目の逆質問は、会計システムは何を使用しているか?です。
理由は、会計システムを何を使用しているか?で会社の業務の複雑さ理解できるからです。
例えば、事業が国内で完結、または国内がメインであれば、OBICなどの日本メーカー製の
会計システムを使っている可能性が高いです。
逆に、海外での事業規模が大きい会社などでは、SAPを使っているケースがほとんどかと。
こういった情報を知ることで、会社の実際の事業展開の規模を知ることができます。
例えば、海外にも拠点や子会社があるけど、OBICの会計システムを使っている会社であれば、
海外での事業規模が大きくはないわけですね。
もし、語学力を生かして、転職先で活躍したいのであれば、SAPを使用している会社をターゲットにするのがいかと。
このような情報は求人票に乗っていない情報なので、ぜひ逆質問で確認しておきましょう。
【経理の質問・逆質問④】中途社員が活躍しているか?
4つ目の質問は、中途社員が活躍しているか?という質問です。
やはり、中途社員として入社する以上、その会社の中途社員の活躍状況は確認しておきたいです。
なぜなら、プロパーが評価される会社だと、中途社員の肩身も狭く、働きづらいですよね。
その他に、ネットニュースや有価証券報告書でも『離職率』『平均勤続年数』『中途社員の割合』なども確認できるので、
- 人の入れ替わりが激しいのか?
- 人の定着性が薄いのか?
などの情報を面接の前に調べておくのもおススメです。
さらに、役員の経歴で、他の会社出身の人が多ければ、中途社員でも活躍できる環境があると考えていいでしょう。
【経理の質問・逆質問⑤】今後も経理の規模は拡大していくのか?
最後の質問は、今後、経理の規模は拡大していくのか?です。
なぜなら、会社の経理部としての今後の方向性を理解できるようになるからです。
具体的にいうと、
『事業が拡大するので、今後は経理の人員を増やしていく』
という回答であれば、今後数年間のうちに、業務が縦割りになることが予想されますよね。
逆に、
『事業を拡大しても、経理の人数は変わらない、むしろ今でも多いと思っている』
という回答であれば、
- 効率良く業務を回すことを重視している
- いろんな業務に関わるチャンスが増える
といった、プランを読み解くことができますよね。
もちろん、経理のスペシャリストになりたいか、ジェネラリストになりたいかは人それぞれだと思います。
大切なことは、この質問をすることで、数年後の転職先の変化を予測すること。
転職後のミスマッチを減らすためにも、ぜひ質問をしてみましょう。
経理の面接に特化した逆質問を5つご紹介しましたが、
一般的な逆質問のマナーについては、以下のen転職さんの記事を参考にするのがいいかと。
「弊社について何か質問はありますか?」
そんな面接官からの問いに、上手く答えられなかった……という苦い経験をされた方がいらっしゃると思います。「何も質問なんてない…」「質問なんてしなくても入社したいと思っているし…」と思う方もいるかもしれませんが、逆質問も面接の一部です。
まとめ
以上、経理の面接での逆質問について、解説しました。
重要なことを繰り返しますと、逆質問は以下のメリットがあるので、必ず5つ質問しましょう。
- 面接官に積極的・能動的な印象を与えることができる
- 自分自身にとって、入社後の具体的な業務イメージをすることができる
さらに、具体的な質問と以下の5つを例として紹介しました。
- 御社の評価基準について教えてください。
- 具体的な業務の分担について教えてください。
- 会計システムは何を使用しているか?
- 中途社員が活躍しているか?
- 今後も経理の規模は拡大していくのか?
もちろん、みなさんの聞きたいことを聞くことが一番ですので、あくまで参考までに。
もし、逆質問が思い浮かばないときは、この記事で紹介した例を使ってみて下さい。
みなさんの転職活動の参考になれば幸いです。