こんな方におすすめ
- 簿記の資格勉強をしたいけど、独学で合格できるの?
- 簿記の資格勉強は独学がおすすめ?
- 簿記の資格を独学で勉強するメリットとデメリットを知りたい!
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事で紹介する「簿記の資格勉強を独学でやるデメリット」をご参考にすれば、皆さんの簿記の資格勉強に役立ちますよ。
なぜなら、簿記の資格を効率よく取得したい人にとって、1から独学で勉強することは向いていないからです。
簿記2,3級に一発合格した、現役経理マンの筆者が解説します。
一部上場企業に転職・経理歴3年、税理士試験に合格した現役経理マンが紹介します。
記事前半では「簿記の資格試験は独学で受かるの?」について、
後半では「簿記の資格勉強を独学でやるメリット・デメリット」について解説するので、
ぜひ参考にしてくださいね!
そもそも簿記の資格試験は独学で受かるの?
そもそも、簿記の資格試験は独学で受かるの?
独学で受かるのか?純粋に気になりますよね。
結論からいうと、簿記の資格は独学でも受かります。
なぜなら、最近では、簿記を教えるYoutuberやブログで、良質な情報を得ることができるからです。
また、簿記は、問題を何回も解いて体で覚えることが大切。
ただ、独学で合格するまでの過程には、メリットやデメリットも存在しますよね。
そこで、ここからは、簿記を独学で勉強するメリットとデメリットをご紹介します。
簿記の資格を独学で勉強するメリット
まずは、簿記の資格試験を独学で勉強するメリットを知りたい!
結論からいうと、以下の2つが簿記の資格を独学勉強するメリットかと。
- 費用がかからない
- 自分のペースで勉強できる
それでは、それぞれ解説しますね。
【簿記の資格・独学メリット①】費用がかからない
まず、1つ目の独学のメリットは費用がかからない、です。
独学じゃないと、いくらぐらいお金がかかるの?
講座を受講する場合の金額って気になりますよね。
講座を受講する時の金額は、以下のサイトをご参考にしてみて下さい。
簿記講座の各予備校の料金相場は
- 簿記3級講座の料金相場:3,850~45,700円
- 簿記2級講座の料金相場:19,800~99,400円
- 簿記1級講座の料金相場:64,900~249,500円
となっており、教室もあるTACやLEC等の大手予備校が高く、一方、WEB講義中心の中小予備校は安くなっています。
すごい大きい金額ではありませんが、費用がかからないことに、越したことはありませんよね。
また、最近では、Youtuberやブログ記事で予備校で教えるレベルの情報を入手できるので、
わざわざお金を出して、講座を受講する必要がないと考える人も多いかもしれません。
とは言え、独学でやるデメリットもありますので、メリット・デメリットを理解したうえで、選択するのがいいかと。
【簿記の資格・独学メリット②】自分のペースで勉強できる
2つ目の独学のメリットは、自分のペースで勉強できる、です。
スケジュールは自由に決めたい!
誰でも自分のペースで、勉強をしたいですよね。
自分のペースで勉強できれば、以下のメリットがあるかと。
- 急な仕事やプライベートの用事にも対応できる
- 集中できる時間にまとめて勉強できる
なにより、人に言われて半強制的に勉強するのは嫌ですよね。
とくに、
- 経理に異動になったから、すぐに簿記の資格が必要
- キャリアを変えたいから、簿記の資格が欲しい
でなく、あくまで自分の自己啓発のためであれば、自分が好きな時に勉強するのがいいかと。
もちろん、勉強して理解するためには、ある程度の『継続性』や『習慣化』が必要になるので、
自分のペースで勉強できることが、必ずしもいいことだけとは限りません。
こちらも、独学で勉強するメリットとデメリットを考慮して、自分に合った選択を選ぶことが大切ですね。
簿記の資格を独学で勉強するデメリット
簿記の資格勉強を独学でやるデメリットってなんなの?
気になりますよね。
結論からいうと、以下の3つに分類できるかと。
- 合格するまでに時間がかかる
- モチベーションを維持するのが難しい
- 幅広い情報収集ができない
1,2については、どんな勉強をするときでも付きまとうデメリットですよね。
重要なのは3の『幅広い情報収集ができない』を理解することかと。
なぜなら、簿記の資格を取得する人のほとんどは、その後の仕事・キャリアに生かしたいと思ってるはず。
そんな方々にとって、実際に会計職で働いている人がスクール内にいる環境は、魅力的ですよね。
なにより、リアルな情報を聞くことができるのは、独学では難しいです。
それでは、独学で勉強するデメリットを1つずつ解説しますね。
【簿記の資格・独学デメリット①】合格するまでに時間がかかる
まず1つ目の簿記の独学のデメリットは、合格するまでに時間がかかるです。
なぜかというと、独学の場合って、勉強の仕方や試験傾向など、
全て自分で情報収集しなければなりません。
その分、講座を受講する場合に比べて、勉強に集中できる時間が減りますよね。
また、自分がやっている勉強が試験合格に適しているか、フィールドバックを得ることがきません。
なので、試験合格に向けて効率的に勉強できているか、本番になってみないとわかりません。
その代わり、講座を受講すれば、
- この問題の覚え方や考え方は〇〇
- 最近の試験では、○○の問題が出やすい
- 定期的に確認テストがあるので、自分の現状を把握できる
など。簿記の試験のコツを教えてくれてたり、フィードバックがあるので、効率的に資格の取得が目指せるかと。
もちろん、
- 以前講座を受けたが、自分には合わなかった
- 独学で資格を取ることにやりがいを感じる
- 急いで資格を取りたいと思っていない
など、独学でやりたい方は、独学でやったほうがいいです。
何を言いたいかというと、効率的に資格を取得したい方にとって、独学で簿記の資格取得を目指すことはおススメしません。
【簿記の資格・独学デメリット②】モチベーションを維持するのが難しい
2つ目の簿記の独学のデメリットは、モチベーションを維持するのが難しいです。
なぜなら、独学で行う場合は、フィードバックがなく、勉強の進捗管理や計画を自分でやらなければなりせん。
また、分からない問題があると、聞ける人がいないので、モチベーションが下がり挫折する原因になることも。
その点、講座を受講すれば、
- 講師にリアルタイムで質問できる
- 講座にそって、現況を進めればある程度点数を取れるようになる
- 同じ講座に勉強仲間がいるので、孤独感を和らげることができる
などのメリットがあるかと。
なかでも、「講師にリアルタイムで質問できる」ことは、かなり大きいかと。
なぜなら、簿記の問題は、難解な問題を解いているわけではなく、考え方を理解できれば、解けるからです。
したがって、自分で考え込むよりは、講師に考え方を聞いて納得することが合格への近道かと。
また、分からない問題を放置することが積み重なると、勉強に手を付けるのに億劫になり、勉強の挫折に繋がりません。
もちろん、
- 自分は意思が強いから大丈夫
- 自分で計画を立てて物事を進めるのが得意
と思う方もいるかと思います。
とは言え、学生や社会人であれば、他にもやることがいっぱいあって、簿記の勉強に全部の力を集中することが困難かと。
なので、自分の力を過信しないためにも、講座を受講して簿記の資格勉強をすることをおススメします。
【簿記の資格・独学デメリット③】幅広い情報収集ができない
最後に紹介する簿記の独学デメリットは、幅広い情報収集ができないです。
幅広い情報収集ができないってどうゆうこと?
結論からいうと、独学だと受講スクール、講師、勉強仲間からの情報収集ができません。
なぜなら、独学で勉強しようとすると、書籍やYoutube、ブログなどの情報から勉強の仕方や試験対策の情報収集をするかと。
でも、キャリアとして会計職を目指している人にとっては、会計職のリアルな情報や転職情報を知ることも大切ですよね。
もちろん、ネットでも会計職のリアルな情報や、転職情報を知れますが、すべてを鵜吞みにすることはできません。
反面、講座を受講すれば、
- 講師や勉強仲間から、勉強方法や覚え方の情報を入手できる
- スクールから資格に合格した後のキャリア情報を入手できる
- 勉強仲間から、実務の実情を教えてもらうことができる
などなど。ネットや書籍では手に入らいない生の情報を入手できます。
とくに、簿記の資格を取得した後に、会計職に就きたい人にとっては、こうした情報を入手することは、大切かと。
大切なことは、講座を受講することは、資格を取るためでなく、その後のキャリアの情報収集も可能であることです。
まとめ
以上、簿記の資格勉強を独学で勉強するメリット・デメリットを解説しました。
簿記の資格は、独学でも取得可能です。
ただし、以下の観点から、講座を受講して資格を取得するのがおススメ。
- 合格するまでに時間がかかる
- モチベーションを維持するのが難しい
- 幅広い情報収集ができない
もちろん、独学で勉強するメリットも
- 費用がかからない
- 自分のペースで勉強できる
があるので、自身にあった方法で勉強するのがいいかと。
大切なことは、簿記の資格を独学で勉強するメリット・デメリットを理解したうえで、選択することです。
みなさんの簿記の資格勉強の参考になれば幸いです。