こんな方におすすめ
- 経理の中途面接ってどんなことが聞かれるの?
- 経理の面接の質問の回答例を知りたい。
- 経理の面接のポイントはなんだろう?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事で紹介する「実際の質問と回答」をご参考にすれば、実際の転職活動に役立ちますよ!
なぜなら、実際にボクもこの方法で転職活動を行い合格通知をゲットしたらからです。
具体的には、
- 記事前半では一般的な質問について
- 後半では経理の面接で聞かれる質問を実体験に基づいて解説するので
ぜひ参考にしてくださいね!
筆者自身は、それなりのホワイト企業に勤めてます。
もちろん、今の会社も悪くありませんが『より良い職場で働くことを目指す目的』で定期的に転職活動をしています。
筆者のプロフィール
- 外資メーカー勤務 経理歴5年目
- ベンチャー企業と大企業を経験
- 税理士試験官報合格
- TOEIC765点
- 30歳で年収600万円
- 年間休日は130日
どの会社で働くかでみなさんの生活が変わってきますのでしっかりと情報収集しましょう!
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【経理の転職】後悔しない転職エージェント2選
ということで、上記のリンクでおすすめエージェントの記事もご参考にしてみてください。
【経理の面接】そもそも面接の基本とは?
まずはじめに「一般的な面接対策」をご紹介したいと思います。
当たり前と思うかもですが、超重要な内容ですので、
面接の基本を再度確認してから、質問事項をチェックしていきましょう!
経理の面接官が見ているポイントとは?
面接官ってどんな点をみているのかな?
どの職業にも共通する内容ですが、面接官は常に2つの視点で面接者をチェックしてますよ。
それは、①即戦力性と②定着性です。
この2点は、面接時の質問を通して常にジャッジしていますので、面接中は常に意識して回答を準備しましょう。
それでは詳細を説明しますね!
【経理の面接官が見ているポイントは?】①即戦力性
そもそもですが、中途では新卒社員のように採用コストをかけて育成することを前提にしていません。
なぜなら、企業が求人を出す理由は、
①欠員補充②体制強化の場合がほとんど。
つまり、「空いた穴を埋めることができるか?」「専門的な経験を有しているか?」という視点で評価していますよ。
なので、今までの業務経験を深く棚卸し、自分の強みをアピールすることが必要になります。
もちろん、20代でしたら今後の伸びしろを重視してくれる企業もありますので、成長意欲をアピールしましょう。
【経理の面接官が見ているポイントは?】②定着性
みなさんも入社後のミスマッチは、一番防ぎたいですよね。
企業側もその思いは同じです。
なぜなら、企業側には採用コストがかかるから。
したがって、ミスマッチで早期退職されると、採用した人事担当者は責められてしまうわけですね。
したがって、定着性があるか?ないか?は面接中に常にジャッジされています。
なので、転職理由が明確かどうか再度確認しましょう。
経理の面接の回答のコツは?
回答は、「簡潔にわかりやすく伝える」ことを意識しましょう。
分かっていてもなかなか難しいですよね。僕も最初はそうでした。
ということで、
簡潔に分かりやすく伝えることが苦手だった僕が、実際に実践していることをご紹介しますので、
ぜひ確認してみてください。
【経理の面接の回答のコツ①】結論から話す
結論から伝える目的は、「結局何が言いたいのか?」と面接官に思われないためです。
例えば、準備していなかった質問が来たときに焦って、自分でも何を言っているか分からなくなる時ありますよね。
そんな時は、まずは結論を伝えましょう。
最初に結論を伝えておけば、そのあと何を言っても、「結局結論を伝えたいんだな」と面接官も分かってくれますよ。
【経理の面接の回答のコツ②】話は2分以内でまとめる
つい、自分の思いを伝えたくて、長々と話してしまう経験ありますよね。
超わかります。でも面接の際は、NG。
なぜなら、面接官も人間です。長すぎる話は相手にストレスを与えますし、
伝える力が欠けてると判断されかねません。
ニュース番組も2分以内で伝えることを意識しているようです。
現代ビジネスさんで紹介しています。
長すぎる話は相手に悪い印象しか与えない
ニュース番組で観るストレートニュースのほとんどは、1分10秒~1分半の長さにまとめられていることをご存じですか?
これには理由があります。これ以上時間をかけると視聴者は長すぎると感じ、これ以下だと物足りなく感じるからです。日本語でひとつの情報を伝える場合、1分10秒から長くて1分30秒くらいがいちばんわかりやすいのです。そこでテレビやラジオのニュースは約70秒前後にまとめられているのです
引用元 : 堀尾正明アナ「雑談術」
中途面接の一般的な質問例とは?
次は、「一般的な面接」の質問内容を見ていきましょう。
これらの質問は必ず聞かれることですので、準備しておきましょう。
逆に準備しておかないと落とされる要因になるかと。
以下の4つの質問はビズリーチさんのHPでも紹介しています。
- 今までの実績や経験
- 転職する理由
- 志望動機
- 候補者からの質問
【質問1】自己紹介をお願いします。
注意ポイント
最初に名乗ることを忘れずに!
端的にまとめて、話が長くなりすぎないように。
大学卒業後~現在までの職歴と実績などを1分で伝えましょう。
また、自分の強みを簡単に肉付けするのもありかと。
【質問2】転職理由をお聞かせください。
ポイント
- 転職で叶えたいこと
- 叶えたい理由
- 現職では達成できない
で構成しましょう。
現職で達成できない理由は、積極的に話さないのもありですね。
「転職で叶えたいこと」と「現職では叶えられない理由」を7 : 3ぐらいで構成するのがおすすめ。
【質問3】志望動機をお聞かせください。
ポイント
転職理由と一貫性のある内容に。
親和性を意識するのがおすすめ。
一次面接は、企業側のアピールの場でもあるから、競合他社との差別化までしなくていいかと。
【質問4】逆質問
注意ポイント
必ず3個以上は用意しよう。
単純な質問ではNG 「仕事の大変なところはどこですか?」
応募者からの積極的な質問は、企業に対する志望度の高さをアピールできるチャンスですよ。
質問の質を上げて志望度を伝えましょう。また、自身の想像や考えをおりまぜることをおススメしますよ!
とはいえ、逆質問が思い浮かばない人もいるかと。
以下の記事で逆質問の具体例を紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
-
経理の面接を受けるなら知っておきたい逆質問例とは?
経理特有の質問・回答10選【実体験】
【質問1】簿記の勉強を始めたきっかけは?
まずは、軽い質問ですね。
企業は、みなさんのバックグランドを把握したいので、素直に答えて大丈夫。
【質問2】これまでの一番の失敗した体験は?
質問のポイント
仕事上の失敗は誰でも経験しますよね。
その経験をどう受け止め、改善につなげていったのかを見ています。
最後はポジティブに締めくくるのが基本ですよ!
経理だけでなく、一般的な質問ですね。
今までの経験を深堀しておきましょう。
【質問3】現職ではどんな業務を経験をされたか?
スケジュール管理、子会社の数値回収、開示資料の作成などを行っておりました。」
質問のポイント
・これまでの経験は自社で活かせるものか?
・素質はどうか?
大企業になればなるほど、細かい業務の深堀がされます。
これまでの経験と活かせるスキルを紙に書いて、洗い出すのがおすすめですよ!
【質問4】会計事務所から経理にキャリアチェンジした理由は?
ポイント
どのように考え、経理に転職したのかを明確に伝えましょう!
過去の転職理由の妥当性も見られています。
会計事務所からの応募者は必ず聞かれる内容ですね。
たとえ「会計事務所がブラックだから」という本音があったとしても
経理として働きたい理由を前向きに伝えましょう。
【質問5】これまでの業務で苦労したこと
ポイント
その経験をどう感じ、どう乗り越えたかをチェックしてます。
また、どんなことを苦労と感じるのかも確認しているかと。
苦労した点は誰でも経験しますよね。
こちらも失敗談と同様に質問あるあるですね。
【質問6】経理の仕事で意識していることはありますか。
ポイント
きちんと目的意識をもっているのか。
「他部署とのコミュニケーションを大切にしている」、「部内でもチームワークを大切にしている」などでもいいかと。
【質問7】会計・税務の知識をどうアップデートしているか?
外部セミナーに参加しております。」
ポイント
自主的に知識をアップデートしてることを伝えよう。
主体性が問われているかと。
会計基準、税制って毎年変わるんで大変なんですよね。
【質問8】語学能力はどの程度か?
ここに注意
英語にアレルギーがないことを伝えよう。
応募資格に「メールのやり取り程度」ってありますよね。TOEICの点数が明記されてなければ、不安に思わなくて大丈夫です。
いざとなれば、Google翻訳で対応します!という意気込みで十分かと。
【質問9】今後やりたい業務はありますか?
ポイント
今後のキャリアプランと整合のとれる内容にしよう。
転職理由➡やりたいこと➡キャリアプランが、流れるといいですよね。
【質問10】今後のキャリアプランはありますか?
ポイント
成長意欲をアピールしよう。
長期的な思考と今後の成長意欲を確認しているかと。5年、10年単位で準備しておきましょう。
まとめ
まとめますと、面接の質問に答えるために必要なことは、
「準備力」と「実務の棚卸」です。
- 一般的な質問は必ず聞かれますので、準備しましょう。
必要なのは「準備力」です。 - 経理の面接は、実際の実務経験に関する質問が多いですよね。
「実務の棚卸」をして、自分がどう考えて業務を行ってきたかを洗い出しましょう。
また、転職活動の際はエージェントを利用するのがおすすめですよ。
面接対策もしてくれますので、ぜひ利用してみましょう。
ちなみに、
- 上司に柔軟性がないので上記の目標すら設定できない
- 上司が一方的に自分の目標を設定してくる
どうにもならに状況ってありますよね。
そうゆう上司は部下のキャリアは考えず、自分だけ上がろうとしている場合がほとんど。
とはいえ、そんな職場環境でずっと働いているとみなさんの市場価値が下がってしまいます。
以外にもこんな状況に納得する人も多いのではないでしょうか。
運が良いことに、今は転職が当たり前の時代。
筆者の周りでも転職する人がたくさんいますが、「もっと早く転職しておけばよかった」というのが大半です。
なかには、「年収200万円アップ」の先輩もいます。
なにより、転職エージェントの利用は無料なので、登録するだけでも損はありません。
でも、転職エージェントに登録したら転職しなくてはいけないのでは?
意外と勘違いされている方も多いですが、
【転職エージェントに登録する = 転職をしなくてはいけない】ではありません。
実際に私も情報収集のために登録だけしています。
みなさんに届く求人の数が意外と多いことを知るだけでも価値はありますよ!
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【経理の転職】後悔しない転職エージェント2選
みなさんの目標設定のご参考になれば幸いです。